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春、戻る


春、戻る春、戻る
(2014/02/05)
瀬尾 まいこ

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結婚を控えたある日、私の前に兄と名乗る青年が現れた。明らかに年下の「お兄さん」は、私の結婚にあれこれ口出しを始めて・・・。
人生で一番大切なことを教えてくれる、ハートフルウェディングコメディ。


瀬尾さんってぶれないなぁ。
自由人がひょいって現れて、世界を広げてくれる。
置かれている状況は変わらなくても、手には小さな幸せを掴むことができている。
その過程がさりげなくて、ユニークで、そして主人公がいつも地味で、
いつも自分を重ねてしまう。
世界を広げてくれる救世主が、わたしのところにも着たらいいのに・・・と思う願いと、
本の中でそういう人と出会えたような気がして
「瀬尾さんという作家がいて、よかった」
としみじみ思う。

瀬尾さんの本の中でも特に、この「春、戻る」は好き。
自分の状況にあまりにも似ていたから。

思い描いたように生きなくたっていい。
つらいのなら他の道を進んだっていいんだ。
自分が幸せだと感じられることが一番なんだから。



の言葉にしびれた。

背中を押してあげる人になりたい

でも

この主人公のように苦しんでいる人がいたら
わたしはこの言葉をかけてあげたいな。
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僕らのごはんは明日で待ってる

僕らのご飯は明日で待ってる僕らのご飯は明日で待ってる
(2012/04/25)
瀬尾 まいこ

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葉山イエス。
イエスはあだ名。何に対しても心が広い、キリストのような奴だから。でも実際は、人に対して無関心だっただけ。趣味(?)は黄昏と自分探し。上村小春。
唐揚は苦手だけど、ケンタッキーは好き。ポカリ派。自分をしっかり持っていて、決めた事は覆さない。でも、おばあちゃんの言葉は日本国憲法より重い。
流されるがままの男子と、頑なまでに我が道を進む女子。ちっともイマドキでもなければ情熱的でもない高校生の二人は、体育祭の競技“米袋ジャンプ”がきっかけで付き合う事になった。大学に行っても、“恋愛”と言って良いのか分からない淡々とした関係を続ける二人だが、一つだけ自信を持って言えることがある。それは、互いを必用としている事。
でも人生は、いつも思わぬ方向に進んで行き……。


こんな風な恋愛って素敵だな。
飾らないで何でも言い合えるのに、頼りあってもいて、恋愛もあって。
本当に相性のいい人は、条件なんてあんまり気にならないのかもしれませんね。

つばさものがたり

角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日:2013-01-25


パティシエールの君川小麦は、自身の身体に重い秘密を抱えたまま、故郷・北伊豆で家族とケーキ屋を開いた。しかし、甥の吐夢からは「ここは流行らないよ」と謎の一言。その通り、店は瞬く間に行き詰まってしまう。力尽きた彼女に新たな勇気を吹きこんだのは、吐夢と、彼にしか見えない天使の“レイ”だった…。小麦のひたむきな再起を見届けたとき、読み手の心にも“見えない翼”が舞い降りる。



ずいぶんとご無沙汰しております。
読書好きはかわりませんが、読むペースが減り、飲むペースが増えております。
そんななか久々に買った本がとても面白くて、また図書館に行きたいなって思い始めました。

お勧めするのがこの本。
超★感★動しましたぁ~naku2.gif

病気のためにいくつものことを諦め、つかみかけた夢さえなくしてしまう。
生きていれば、なんとかなるって言葉があるけど、踏ん張りたいのに体が言うことを聞かない。
そんななか、叶夢とレイは彼女にとって希望となった。

仕事への情熱と打ち込めるもの。そして、作品に対しての自信。
「これ!」ってものを見つけられて、いいなぁ。って思った。

ラストに、「がんばってよかったなぁ」の言葉。
私、こんな言葉言えないわ。
わたしなら、なんていうかな?
最期の最後、悲しいのに嬉しくて、何度も読み返してはわたしなら・・・って考えた。

読み始めたらとまらなくて、夜更かししちゃいました。お勧めです!!!

百歳

柴田トヨ
飛鳥新社
発売日:2011-09-13


百歳まで生きるって、選ばれた人だと思う。
やる気があっても、努力しても、誰にでもできることじゃない。
そんな選ばれた方のいうことは、説得力があるのです。
理屈なんてふっとばして、心にストンとはいってくる。
トヨさんの魅力はもちろん、百歳という貫禄も感じました。

いろんな人に貸して、感じてもらいたいなぁって思います。
被災地の方への詩と近づいていく死と静かに向き合っているのが印象的。

年をとるとやさしくしてもらいたくなる。

の、ことばに

自分が恥ずかしくなりました。

恋する世界文学


奔放な女性はなぜモテるのか。男の嘘と女の嘘は、種類が違う?『ティファニーで朝食を』『赤と黒』『アンナ・カレーニナ』など世界の名作15編の恋模様を、現代の恋愛エピソードにからめてリアルに軽やかに紹介。ときめき、切なさ、情熱、嫉妬…場所や時代は違っても、恋する気持ちは変わらない。恋愛短歌の名手が複雑な女心と悩める男心に迫る、甘くてスパイシーな文学案内。文庫オリジナル。


なーんとなく手に取ったものの、とても面白い本でした
挿絵もいいし、文章がセンスがあって飽きないし、世界文学が一気に身近に感じられました。
日本の小説はわりとその時に焦点が当てられているのに対し、
海外の小説は心変りが激しいので、人の気持ちの変わり様から学ぶものがありそうです。

最後に、若いうちに海外小説を読め、と佐藤先生は言っています。
海外小説は日本の現代小説に比べると読みにくい。
そして、年をとったら読みにくい物は読まなくなりますます遠ざかってしまうから、と。

私も海外小説は苦手
でも、チャレンジしてみようかなぁ。
さしあたり、本書で紹介されたぶっとんでて、思わず笑ってしまったサザンの「ブラームスはお好き」でも。

おしまいのデート

瀬尾 まいこ
集英社
発売日:2011-01-26


いろんな形の「デート」、あります。
祖父と孫、元不良と老教師、特に仲良くもない同じクラスの男子同士、協力して一緒に公園で犬を飼うOLと男子学生。何気ないのに温かい人と人のつながりを軽やかに描く、5編収録の作品集。


瀬尾まいこさん、夢中で読んでたなぁ。
あの頃と変わらない優しい文章で、懐かしくなり嬉しかったです。
読みやすくて、後味が良くて、ちょっと面白い。
やっぱり好きだなぁ。

おしまいのデート
離婚して、離れて暮らしている父親の親、つまり祖父と孫のお話。
月1で祖父と会っているてのも不思議な感じですが、ちょっとずれているエピソードも健在で、
あぁ瀬尾さんだ~と思いました。

ランクアップ丼
非行少年の生徒と老先生のお話。これもデートとひとくくりにしちゃうところがいい発想だな~。
卒業しても、月1回、玉子丼を食べる二人。
その習慣を卒業しても大切に思っている彼は、きっと義理堅くて素敵な男性だろうなぁって思います。
こういう世代を超えたつながりがあると面白い発見や教えがあるんですね。
若者よりも、こんなおじいちゃん先生みたいにカッコイイ大人になりたいです。

ファーストラブ
仲良くもないクラスメイトの男とデートすることになった男の子の物語。
えぇ!?瀬尾さんがついにBLに突入?
とドキドキしながら読みました。
最初はイヤイヤだったけど、だんだん居心地がよくなって、楽しくてまた会いたくなる。
相性がいいとこんな風に自然に仲良くなれるんだなぁ~と思いました。
結局、恋か友情かグレーゾーンな終わり方なんだけど、
私はタイトル通り初恋に似たものじゃなかったのかな?と思います。
彼らは今まで、こんな自然なものを恋って認識してなくて、女の子と付き合ってたけど、
思い返してみたらいつか恋だったのかもなって思うのかもしれません。
こういう恋っていいなぁと思った作品でした。キュンときたー。

ドッグシュア
OLと中華屋でバイトする学生さんのお話。
捨て犬をふたりで世話することになった。
環境も年も考え方も違うけど、この二人も自然と仲良くなっていきました。
出会いはいろんな場所にあるのかもしれない。
自分を飾らなくてもいい場所があるのかもしれない。

デートまでの道のり
幼稚園の先生と、妻を亡くした父親。そしてその子供。
先生と父親は恋愛関係。子供にはまだ伝えてない。
だって、先生に子供はまだなついていないから。
これもまた瀬尾さんらしい作品。
子供を子ども扱いせず、怯えたり、様子を窺ったりする。
この3人の関係も後半になるにつれ、自然に思えてくる。
脩平さん、目を細めて見守ってそうだなぁ。
きっといい家族になれると思う!

下地先生の教え

下地 敏雄
朝日新聞出版
発売日:2010-04-26


TBS系『さんまのスーパーからくりTV』で大人気の現役国語教師が、夢・挫折・生きがい…人生の悩みについて真剣に答えた初めての本。


予約がいっぱいで、待ちに待って図書館から回ってきました。

絶賛・・・されているのはテレビのちからが大きいと思いました。
そんなに特別なことは書いてないし、ものすごく斬新な方ではない。
生徒のことを想ういい先生で、周りのひとに囲まれて幸せに暮らしている。
地味に小さな幸せを営んでいる人という印象をもちました。
それがどれだけかけがえのないことか、わたしはこの地震があるまで気づきませんでした。
でも、先生は地震がなくても、気づき、感謝しつづけていたんですね。

私が思うに、「発散系幸せ」な人と「しみじみ系幸せ」な人といろんな種類の幸せがあって、
発散系は、「わたしってこんなに幸せなの~!!!」って言いまくって幸せビームビカビカ~って出している人。
しみじみ系はお茶をすすっているイメージ。
下地先生はしみじみ系だなぁ。まさに。

どれも素敵なお話だったのですが、

三度三度の食事や着る物には、贅沢をしない


という言葉が印象に残りました。
閉めるときは閉める。使うときは使う。
あるものを丁寧に使えば、安いものもよく見える。
外見も大事だけどそこは努力で何とかなる。
中身が大事。特にこれからはそんな時代になるでしょう。

周りを思い、支えられながら楽しく生きていく。
わたしも人への思いやり、感謝、そして楽しんで生きていきたいです。

12ヵ月のクロゼット

杉浦 さやか
ベストセラーズ
発売日:2010-10-16


365日、クロゼットはドキドキがいっぱい。170点の撮り下ろし写真満載。


普通に清潔感があって、かわいい。
イラストと写真と、しまむらとリメイク。そしてお気に入りの服たち。
杉浦さんに手にとってもらった洋服は幸せだなぁ。

ファッションリーダーでもなく、自分の好きなものを自分らしく着こなしている。
普通にかわいい。普通が可愛い。普通なのにどこかかわいい。

思いきって買ってよかった。とってもお気に入りの本です★
洋服リメイクしたくなっちゃった。

道徳という名の少年

桜庭 一樹
角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日:2010-05-11


「愛してるわ!ずっと昔から…。子供の頃から、愛していたわ!」町でいちばん美しい、娼婦の四姉妹が遺したものは?(1、2、3,悠久!)、黄色い目の父子と、彼らを愛した少女の背徳の夜(ジャングリン・パパの愛撫の手)、死にかけた伝説のロック・スターに会うため、少女たちは旅立つ(地球で最後の日)、―桜庭一樹のゴージャスな毒気とかなしい甘さにアーティスト野田仁美が共振してうまれた、極上のヴィジュアルストーリー集。


★★★☆☆

美しいかんばせを受け継ぐ一族の物語。
母は子供を産み、その子どもは皆美しく母に似るが、子から親へ美貌が引き継がれると、
母は必ず巨漢と化し、醜くなってしまう。
それだけが繰り返される。

だから何?

というのも正直思ったんですけど(^^;)

単純なループな話のにしっかりと物語を紡いでいて、ページ数も少ないし、装丁が素敵だし、サクサク読めました。それでいて、軽くはないんです。

美しすぎるっていうのは、怖い。
何だって、許されてしまうような特別さがあるんだもの。

運命がこんなに悲しいならば、わたしは美しすぎる美なんていらない。

渡したい本がある君のために。


都内江戸川区に、お客さんの人生をガラッと変える書店があります。その名も「読書のすすめ」。
通称「ドクスメ」の店長である著者が、お勧め本や本にまつわるエピソードについて語る。



★★★★☆

エチカで紹介されたブックフィッターさんの本です。
優しくて、自由で、しなやかな情熱をもっている。
そんな人の本を読むのは本当に心地よい。

清水さんのお店ってお酒が置いてあるのね。POPも突き出ていておもしろい。
わたしも機会があったらぜひ行ってみたいなぁ
書店って新しい本が中心になるから、もっと古い本や忘れ去られた本、隠れた名作が発見できる機会が少なくて、
そういう本も紹介してくれるのもありがたい。

一番印象に残ったのは、外国へ行く方へのオススメ本の話。
後押ししてくれる本を求めているお客さんに、
そういう本はないですが・・・と話をすすめる。

問題というのは自分のレベルを上げればすべて解決する

レベルが上がるっているのは、心が横に広がるということ。視野が広がって心が大きくなるということ

いつもと全然違うテーマの本を買って、心の幅を広げてみませんか?



あーん、わたしもオススメされたい!
悩んだりすると、ついついそういうダイレクトな本を読みたくなるし、同じような境遇の小説を手にとってみる。
でも実際、読んで癒されるのはインシテミルみたいなぶっ飛んだ内容だったりする(笑)
わたしも心の幅、広げたいな。
清水さんみたいに、周りの人が悩んでいたら、お勧めの一冊をスッと渡せるような読書愛好家になりたいな。
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