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そうか、もう君はいないのか


城山三郎
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五十億の中でただ一人「おい」と呼べる妻へ―愛惜の回想記。新発見遺稿。


テレビを見て、泣いちゃったので本もチェックしてみた。
城山さんって名前からして、どーんと太ってて、金持ちそうな人かな?って思ってたけど、
スレンダーで紳士って感じの人でした。

テレビと内容がおんなじなので、なんとも感想が伝えにくい。
が、全く知らないならぜひ読んでもらいたい本です。
泣かせようともしないし、おおげさな表現もされず、
妻と過ごした日々をひっそりと回想している静かな本です。
自分の感情を前面に出しすぎず、エピソードとして紹介してあるとこが、
硬派だなってイメージを持ちました。

タイトルも、かわいい奥さんも、そして二人のエピソードも
シンプルに伝えすぎて、もっとバーンってそういうのを書いてあるのかなって思ってたから
あれ?と思ったけど、
娘さんのあとがきを読んで、「書けなかったんだな」ってわかりました。
城山さんの最後が、安らかでよかったです。

年をとっても、こんな風に相手を愛しく思えたらいいな。
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少年アリス


長野 まゆみ
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夜の学校に現れた迷いの園、中庭の噴水で季節がすれ違う時、秋の使者が運んできた。
群青天鵞絨色のメルヘン。第25回文芸賞受賞作。


長野さん、まだファンになりかけなので大きなことは言えないですが、
これぞ長野ワールドの原点って感じがしました。

これのハードカバーを借りてきていたのですが、ハードカバーの方が好きです。
最近、改造版が出てて、ちら見したんだけど、改造版の方がレトロで上品ではるかに装丁がよくなってます。
この本を置きっぱなしにしていたら、小説をほとんど読まない母が、「アリスって女の子やろー?なんで少年なん?」と言ってました。
アリス=少女、という名前のイメージをあえてもってきたとこに、もうやられてしまってるのかもしれません。
この話には、女性らしい女性はでてきません。
夜の学校、自分の未熟さとそれを認められない強がり。友達との関係。
すべてが壊れそうなバランスでつながっていて、別世界に一気に引き込まれる。

あぁ、もしこんな風に景色がきれいだったら、きれいな言葉を話せて、
きれいな色を感じることができたら、今のような犯罪って起きない気がする。

こころに水をやり育てるための50のレッスン

こころに水をやり育てるための50のレッスンこころに水をやり育てるための50のレッスン
廣瀬 裕子

大和書房 1995-12
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からだにいい事はしているけど、心にいい事をあなたは何かやっていますか。心の水分が不足したら、この本を開いてみて下さい。こころだって水をやらなければ、枯れてしまうのだから。


ワニがかわいい。杉浦 明美さんのイラストがちょこんと効いてます。
廣瀬さんの本はたくさん読んだので、書いてあることはだいたいおんなじなんだけど、全然飽きない。
文章を読んでるとハンモックでぶら~りしている気分になる。
好きだなぁ。好きすぎる。タイトルは好みじゃないけど。
あぁ、セットでそろえたくなってきた。ヤバイ!!!

ブランケットタイム


損保会社に勤める27歳のOL・智子は、元同僚の亮とつきあって2年半。誰より背が高くて、誰よりやさしい亮だが、会社を辞めてフリーターとなり、職を転々としている。働くこと、愛すること―すべてに自信を持てない亮は、智子を抱けなくなって…。お互いを愛するあまり、臆病になり、遠のいてしまう。そんなふたりの行方を描く、もどかしくて切ない、大人のためのラブストーリー。


沢木さん、やっぱり好きです。大好きです。
文章読んで、いいなぁ、好きだなぁ、としみじみ思いました。
私のつたない文章では、この気持ちうまく伝えれないので、
ダヴィンチ1月号の福田麻由子ちゃんの言葉を引用させてもらうと、

例えば、2.1という数字の2はすでに言葉になっているんだけど、
0.2は形になっていない感情の部分。
それをたくさん手に入れたくて、私は本を読むんです。
だからストーリーなんてどうでもいい。


14歳なのに、すごい名言ですね。
そう、まさにそんな感じです。

沢木さんの描く人物はとても、真面目。
真面目すぎて、きれいすぎて、うまく生きれない人達を描いている。
それを自分に照らし合わせて、がんばれって声援を送りながら、励まされている。

羊たちは跳んだ。かわいそうなくらい必死に跳んだ。
・・・そしてついに失敗する。
・・・あいつは俺だ、と僕は思った。



期待されて、張り切って順調にいきかけたころに思いもよらぬ事態が起こる。
対応しきれず、いっぺんに信頼を失う。
そんな場面を想像するだけで、いてもたってもいられなくなる。



社会に出て、私もそう思いました。
勝手に期待して、勝手に裏切られたと思われて、人にずっと監視されて。
そういうのめんどくさい。全部、逃げたいって。
そういう時期を乗り越えたおかげで、周りの期待を気にしないずうずうしさを身につけました。
何度も、気の強い人は得だとか、世の中不公平と思ったけれど、やっぱり真面目で心がきれいな人が好きです。
そういう不器用だけど、一生懸命に生きている人が好きです。
そういう人を、愛情をこめて、ていねいに描ける作家さんだと思います。

携帯小説は、好きじゃないけど、スピーディで読みやすい点はいいですね。
私沢木さんの小説を最新刊→デビュー作の順で読んだんだけど失敗。
逆がよかった。確実に腕がアップしてるもの。
んで、短編よりも長編向きの作家さんと思います。

ただ・・・ストーリーにリアルさが足りないのは今後に期待かな。
実際、こんなに一途な男性いるのでしょうか?
こんなにできた彼女っているんでしょうか?
最後の展開は、むりやりまとめちゃった感があるし、ストーリーの展開はあんまり好きじゃないけど、
雰囲気が好きです。

やさしい旋律


友人に裏切られ失恋した過去の体験から、恋に臆病になった25歳のOL茉莉亞。ある雪の降る夜、捨てられた古いピアノとその鍵を拾う。長い間顧みられず音の狂ってしまったピアノの音色を取り戻そうとするうちに、茉莉亞は固く閉ざされた自分の心と向き合い、次第に気持ちがほどけていくのを感じるのだった。運命の人を捜す旅を描く感動純愛小説。



私の運命の人ってどこにいるの?
今まで出逢った人?
それともー?


の帯惚れにて購入。映画化も決定しているそうで有名なのかな?
たぶん初読みの作家さんです。

私は運命の人って信じてます。
この人って人が将来待ってくれていると思います。
・・・と今まで何度思って恋をしてきたことか(笑)

最初のうちは地味でスローペースな優しい物語かなぁと思ってたんですが、
中盤ごろになってテンポが変わってあれよあれよのストーリー展開。

これってこれって・・・

きれいめに書いたレディコミみたいアップロードファイル

主人公に降りかかる次々の不幸。加害者となる周りの人の背景には一切触れずに、
主人公の主観のみでストーリーが進んでいきます。
きっと、悪者として描かれている人にだって、それぞれスト―リがあるはずなのにね。
深みがないというかリアルじゃないというか、その辺がやっぱりレディコミっぽいというか。
読みやすいし、イライラしたわけでもないけど、微妙無言、汗
これ、映画化して大丈夫なんだろうか。

人はどうして痩せないのだろう


診療、講演、執筆を忙しくこなす現役医師。気がつけば体重の増加著しく、メタボリック症候群が気になり始めた。患者には痩せた方がいいですよと言いながら、自分の体重は減らせない現実。一念発起し、ウォーキングやジョーバなど運動系と、チョコレートやキャベツを食べる食事系の全8種類のダイエットに順次挑戦。果たして結果は?医者ならではのコメント入り、汗と涙と笑いのダイアリー。


正月、仕事もしてましたがグルメ三昧だったので太ったようです。
お腹が苦しい~~~!!!
きっと正月太りに苦しんでいるのは私だけじゃないハズ。
というわけでダイエットの話題を。

ダイエット本じゃなくて、ダイエットエッセイ。
成功も失敗も含めてストレートに書いてあって。
体重もドカンと落ちるんじゃなくて、リバウンドもしちゃうしかなりのスローペース。
医者ならではの医学的視点や、欲望に負けちゃうとこや言い訳しちゃうとこがかわいい。
楽しんだり、憤ったり、ひょうきんになったり、冷静に分析したり。
米山先生の人柄が見える、ほのぼのした本で、すごく楽しく読めましたアップロードファイル
この本嫌いな人っていないかも。
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