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インシテミル

米澤 穂信
文藝春秋
発売日:2007-08


超高額のバイトは7日間の生き残りゲームだった。
次々と殺されていく参加者。それぞれの武器。厳密なルールと監禁状態。
犯人とその目的はいかに!?

★★★★☆

久しぶりに長編を読みました。
すっごく面白かったです。
どこかで読んだはずの設定で、登場人物も多いのに、グングン引き込まれていく。
賢いのは誰?バカなのは誰?
最後の最後まで、登場人物たちへの好感度がコロッコロ変わりました。

インシテミル。そしてこの表紙の雰囲気はちょっと理解できないのですが、
殺人事件で、監獄で追いつめられてるのに、登場人物が殺人事件に対してどこか冷めているというのが珍しいなぁと思いました。
良くも悪くも、読者は悲壮感に打ちのめされすぎず、謎解きと次の展開に集中できますからね。

ぜひぜひコミック化をしてもらいたいものです。
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進撃の巨人

進撃の巨人(2) (少年マガジンコミックス)  進撃の巨人(1) (少年マガジンKC)

巨人がすべてを支配する世界。巨人の餌と化した人類は、巨大な壁を築き、壁外への自由と引き換えに侵略を防いでいた。だが、名ばかりの平和は壁を越える大巨人の出現により崩れ、絶望の闘いが始まってしまう。



★★★★★

ダヴィンチのプラチナ本に紹介されていたので買ってみた。
怖い。巨人の捕食のシーンなんて「ヒッ」て思わず声をあげてしまった。
グロテスク。
なのに、なんだろう。この面白さ。すっごく面白い!!!
このスリリングさはデスノート以来かも。ダヴィンチ様様です。

家族トランプ

明野 照葉
実業之日本社
発売日:2010-04-15


風見窓子33歳。
一般職の正社員として勤務する会社に不満はないし、寿退社する後輩女性を妬んでもいない。
友人以上恋人未満の交際相手はいるけれど、べつに結婚したいと思っていない。
しかし同居する両親からは「干支三回りが限度」と宣告されてしまう……。
そんな彼女に「しないの、結婚?」と声をかけてきたやり手の女性上司、47歳で独身の有磯潮美。
東京下町・三ノ輪にある潮美の実家に通い出したのをきっかけに、窓子の日常は突如として変容し、
家族作りのカードのシャッフルがはじまった!


★★★☆☆

アラサーなので、こういう自分に似た境遇の本を読んで励まされたくなります。
この窓子(名前がすごい)の親が自分勝手でイライラ。
実の親子でもわかりあえないことがあるし、おとなになれば新しく創ることだってできる。
最初家族トランプというタイトルが???だったけど、ハハーン、うまくまとめましたな。
トントン拍子に転がっていくのはいかがなものかと思いましたが、結構好きな感じです。
独身で焦っている人への本というよりは、家族関係についての本かな。

永遠虹路

綾崎 隼
アスキーメディアワークス
発売日:2010-07-24


ねえ、七虹。私は親友だけど、やっぱりあんたが何を考えていたのか最後まで分からなかったよ。悪魔みたいに綺麗で、誰もがうらやむほどの才能に恵まれていて、それなのに、いつだって寂しそうに笑っていたよね。でも、私はそんな不器用なあんたが大好きだった。だから、教えて欲しい。あんたはずっと、誰を愛していたのかな?―永遠を願い続けた舞原七虹の人生を辿る、あまりにも儚く、忘れがたいほどに愛しい、「虹」の青春恋愛ミステリー。


★★☆☆☆

おもしろいんだけど、七虹が好きになれなかったから★2つ。
美人で影があって、片思いで、ひたむきで。
それだけで美人は物語になる。
・・・というのを認めたくなーい。女の嫉妬です。
脇役の人たちのほうがうんと私は好きでした。
バントマンの話が良かったなぁ。
いろんな人を裏切ったり、人の好意をすり抜けても貫いた想いはキレイだけど、
人生そんな限定的なものならば、生きるのはしんどい。

プシュケの涙シリーズ

プシュケの涙 (メディアワークス文庫)  ハイドラの告白 (メディアワークス文庫)  セイジャの式日 (メディアワークス文庫)

夏休み、一人の少女が校舎の四階から飛び降りて自殺した。彼女はなぜそんなことをしたのか?その謎を探るため、二人の少年が動き始めた。一人は、飛び降りるまさにその瞬間を目撃した榎戸川。うまくいかないことばかりで鬱々としている受験生。もう一人は“変人”由良。何を考えているかよく分からない…。そんな二人が導き出した真実は、残酷なまでに切なく、身を滅ぼすほどに愛しい。



★★★☆☆

変わりもので怖いほどにキレイな由良彼方とその周りの人によるミステリー3部作(のくくりになるのか???)
装丁がとってもきれいですも~素晴らしく本の世界観にぴったり。
メディアワークスは電撃と違って、表紙がロリロリしてないとこが好きです。
ラノベと文芸の中間という感じで、話も入っていきやすい。

さてさて。本の感想ですが、
最初、プシュケを読んだときに「わーなんでなんで!」とやりきれないせつなさに襲われて
「彼方くんの未来を見届けなければ!」と妙な母性が働いてしまい衝動買い。
正直、ハイドラもセイジャもプシュケが良すぎてかすんでしまったけど、プシュケ事件に影響を受けた人がどう生きていくのかがわかって、最後を読んだ時「見届けた」という安心感が残った。
ここにでてくる人物たちはみんな狂気を持っていて、簡単に殺意を持ったり、持たれたりする。
怖いなぁー。「愛のために」というならば、みんなずいぶん自分勝手なものだ。

不器用な恋。がテーマっぽいけど、あんまりそうは感じなかったなぁー。

真綿荘の住人たち

島本 理生
文藝春秋
発売日:2010-02


奇妙な恋、奇妙な幸せ。いびつで切ない下宿物語。


★★☆☆☆

久々の島本さんです。
最初の主人公の大和くん以外は、みーんな生きることにぐったり疲れていそうな人たちのお話。
女の人はよわっちぃし、男の人はだらしないし、こんな下宿生活なんて縁がないし、
読んでて気持ちがいい本ではなかったです。
サクサク読めました。面白くないわけではないです。
やっぱりでも苦手です。

あぁあ、ガール読みたくなった。

初恋温泉

吉田 修一
集英社
発売日:2006-06-26


温泉に泊まる5組の男女の恋愛小説集。
突然妻に別れ話を切り出され、とまどう夫。雪の一軒宿の謎めいたカップル。初めて恋人と温泉旅館に泊まる高校生。熱海・青荷・黒川ほか、日常を少し離れた温泉宿で繰り広げられる男と女の風景。


★★☆☆☆

お友達からのずいぶん前に紹介された本。
うーん、これ面白いのかなぁ?
おしゃべり夫婦の話は好きだけど、あえてテンションを下げさせようとする話が多かった。
有川さんが「恋って楽しー!」としたら吉田さんは「恋ってグロテスク」みたいな感じでしょうか。
実際するならその中間ぐらいが一番いいのかもしれませんね。

阪神電車

有川 浩
幻冬舎
発売日:2008-01


電車は、人数分の人生を乗せて、どこまでもは続かない線路を走っていく―片道わずか15分。そのとき、物語が動き出す。


★★★☆☆

普通に面白い。甘さひかえめ。ちょっと物足りぬ。
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