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三十すぎのぼたん雪


田辺聖子さんが今ブームらしい・・・。
POP書きと帯に乗せられて買ってみました。
内容は30を過ぎた女たちの短編集。
独身の人が多いんだけど、ときどき既婚者もいます。
この本を読んで思ったのは、頭で考えずにぽーんって飛び込んじゃったほうが楽しいのかなぁと思いました。
ひとつひとつのエピソードは共感できるものが多いんだけど、ちょっと読みにくかったです

いま何時?
旅をすると男性に「いま何時?」ときいて接近を楽しむ女性の話。
やったことはないけど、気持ちはなんとなくわかります。
でも、友達には言えません。

ちびんこにへらんと
田舎に住む春川さん(52歳・男)は「後家ごろし」と異名をとるモテ男。
そこに弟子入りして、そのモテの秘訣を尋ねると・・・。
都会でも田舎でもそこでモテる人には何も言えませんし、モテる人は場所を選ばないんじゃないかなーと思いました。

るみ子の部屋
部屋が散らかりまくりの友人のるみ子だが、なぜか男は途切れない。
主人公であり、きれい好きなワタシは、るみ子に部屋を片付けて彼氏を迎えるように言うのだが・・・。
この話、結構好きです。
主人公の女の子に共感しまくり。
逆に正反対の、情けない面をさらけ出しても愛されるるみ子、の~んびりしていて懐の広いるみ子に魅力を感じました。
対照的なふたりの性格が面白かったです♪

母と恋人

母が家出した。
結婚をせかす母と娘が喧嘩して出て行った。
母をこっそりと探すうちに、ひょんなことから捜査に協力してくれる男性が現れて・・・。
この話も面白かった!気が合う人は自然に惹かれあうのだな~。私も早く出会いたいものです。

ぎっちょんちょん
父と母は夫婦漫才をやっている。
女好きでどうしょうもない父のことを母はとっても愛している。
ある日、父が浮気相手の家で亡くなったことから、母は娘に「一緒にやろう!」と持ちかけるのだが・・・。
この話も面白かったです♪娘の性格がサバサバしていて好感が持てました。

おやすみ
お隣さんからは女性と夜を共にする声が聞こえるー。
恋に踏み込めない女性と、それを思う男性の話。
これはあまり印象に残らなかった。

三十すぎのぼたん雪30代の2人。
いい男と出会えないのは、いい出会いがないから。
そういうハイミスの高畑さんは、わたしを子ども扱いする。
私は、「ハイハイ」と従順に受け流し、実は体の関係がある人はいて・・・。
これ、今の時代にもあるかもしれませんね。
高畑さん、痛いなぁ。私もこうならないように気をつけなきゃ。

風穴
寂しくなった30代の女性。
男っけもないひとり暮らしの生活。
元彼と連絡をとってみた。フットワークは軽い愛想のよい男だが、だめんず臭が漂っている男だ。
でも、接しているうちに「まぁいっか」と思えてきて・・・。
という話だったと思う。あんまりスキになれないお話でした。

偕老同穴
事故をきっかけに、夫は仕事を辞め、一日中家で寝ている。
本当にすやすやと丸一日寝るものだから、得体のしれない病気なのかも、と妻は思う。
真相はいかに!?
この話、スキじゃない。まだぎっちょんちょんの浮気相手先で無くなった夫のほうが好感持てます。
何だかんだいって惚れたら負け。それって不幸ともいえないのよねぇ。
田辺さんの恋愛観が見えた気がします。

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彩乃ちゃんのお告げ


素朴で真面目で礼儀正しくて。一見ふつうの5年生だけど彩乃ちゃんには、見えている。周りの人のちょっとした未来。うまくいかない相手と仲良くする方法。幸運をよぶ少女と迷える人たちのひと夏のできごと。注目の著者が描く優しいファンタジック・ストーリー。


あっさり読める本でした。
彩乃ちゃんは見える能力を生かして、さりげな周りの人をいい未来へと導く手助けをする。
わたしは占い大好きで頼っちゃうところがあるから、彩乃ちゃんがいたらなぁって思いました。
そう思ってたら最後の最後に、佳奈ちゃんが逃げようっていうんです。
その時にハッとしましたねぇ。自分のことばっかりだって。
彩乃ちゃんの運命はひとつの場所にとどまることを許さない。
そして本人も、それを受け入れている。自己主張は一切ない。
じゃあ、彩乃ちゃんのことは誰が幸せにしてくれるの?

続編が出て、大人になった彩乃ちゃんが自分のために生きられるようになるといいなぁ。

からまる

千早 茜
角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日:2011-02-26


もがき迷いながら“いま”を生きる7人の男女たちが一筋の光を求めて歩き出す―。視点が切り替わるごとに、それぞれが抱える苦悩や喜び悲しみが深まってくる。からまりあう男女を描いた、7つの連作集。


とってもおもしろかったです!
今回はあんまりいやらしくない(笑)
そのかわり、登場人物たちがとっても魅力的でした。
「自分は特別」「薄っぺらい人間」「死んでいるように生きている」と思っていても、
他人から見ると全然違うのが面白い。
普通の人にも物語があって、主人公になれる。
千早さんの作品は、今回もとっても魅力的でした

ハンサムな彼女

ハンサムな彼女 (9) (りぼんマスコットコミックス)ハンサムな彼女 (9) (りぼんマスコットコミックス)
吉住 渉

集英社 1992-04
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全9巻。
女優の未央は、映画監督志望の一哉に「ハンサム」な撮りたい女優と白羽の矢を立てられ、
どんどん惹かれていくが、一哉は女優としてしか見れないといい・・・。
華やかな芸能界の中のかわいい高校生のラブコメです。

昔、ずいぶんハマってたなー。
お姉ちゃんのりぼんをチョイ読みしながら、キスシーンに「大人だ!」とドキドキしたものです。
今となっては、とってもかわいらしい、純愛ラブストーリー。
昔は未央ちゃんのけなげな片思いに、「一哉のどんかん!」とヤキモキしたものですが、
付き合ってからは未央のほうがどんかんで、一哉がやきもち焼いているとこなんかほほえましくていいですね~。

思い出したように読んでみたけど、かなり面白い!
絵もめっちゃかわいいし、話も面白いし、これドラマ化したらHitしそうな予感が。

大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇


長い同棲を経て結婚した大木信義と咲は、占い師にのせられ久しぶりの旅に出る。小さな池を抜け、向かった先は一泊二日の地獄旅行。猫畑、巨大旅館、ビーフシチュー温泉、そして赤と青の地獄人。不思議な出来事ばかりの奇妙な旅路は、馴れ合いになった二人の意識を少しずつ変える―。異世界だから気づく大切なこと。笑えてなぜかせつない物語。


これ、近々映画化されます。著者は劇作家さん。
なのでこういう書き方になるのかなー?
前半は退屈で、とにかくつらかった
あと、文の流れがブツブツっときれている感じがするので、映画や舞台には向くけど、
小説としてみると入り込みにくい!
もう読むのやめちゃおうかなーと思ってたら、地獄旅行が始まり、鬼が出てきたところからもうグングン面白さがUPしてきました。
目的地がなんせ地獄なので、見たこともないようなことばかり。
それをすっとぼけ夫婦たちはマイペースに過ごしていって、お互いのクセとかをよーくわかりあってたり再確認するの。
あんまりパニックにならないところがいいですねぇ。
ビーフシチュー温泉。気になるなぁ・・・。

この本に関しては、たぶん映画のほうが楽しめそうな気がします。
うーん、早くみたいっ♪

何度でも君に温かいココアを


14歳の倫子は、叔父・ミッキーと一緒に母親の故郷・京都へ。目的はひとつ、母親の失った笑顔を探すこと。とつぜん現れた許婚を名乗る敦志と二人で、母親や父親の青春時代の記憶を辿っていく。やがて明らかになってゆく、あまりに切なく美しい真実に触れ、倫子はある決意をする―期待の新人が描いた、甘くて温かくて、ほろりと泣ける感動の物語。


実際は帯が結構食い込んでいて白+ピンク+黄色のグラデーションの綺麗な装丁です。
家族モノはあんまり好きじゃないんですが、100%優しさに包まれたタイトル買いです★


実際読んでみると・・・。

合わなかったー以下毒舌カモ

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月のさなぎ

石野 晶
新潮社
発売日:2010-11


森の中の学園に隔離されて育った、性別のない子どもたち。成人するにつれ性別が確定し、ひとり、またひとりと巣立っていく。年に一度の降誕祭を前に「学園の貴公子」と称される薄荷は、外界から侵入してきた少年と恋に落ちた。森への逃避行、フラッシュバックする記憶。17歳の身体と心は、意思とうらはらに変わりはじめる…。第22回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞作。


ファンタジーなので、苦手な人もいるかもしれない。
けど、わたしは面白かった!一気読み★
等身大からぶっとんだ世界にトリップして、ひさびさに読書にのめりこんだ。
性別もそうだけど、この閉鎖的で病的な潔癖感が好き。
美形で、清楚で、隔離された、滅菌された空間。
私の生活とは程遠いわぁ~(笑)

下地先生の教え

下地 敏雄
朝日新聞出版
発売日:2010-04-26


TBS系『さんまのスーパーからくりTV』で大人気の現役国語教師が、夢・挫折・生きがい…人生の悩みについて真剣に答えた初めての本。


予約がいっぱいで、待ちに待って図書館から回ってきました。

絶賛・・・されているのはテレビのちからが大きいと思いました。
そんなに特別なことは書いてないし、ものすごく斬新な方ではない。
生徒のことを想ういい先生で、周りのひとに囲まれて幸せに暮らしている。
地味に小さな幸せを営んでいる人という印象をもちました。
それがどれだけかけがえのないことか、わたしはこの地震があるまで気づきませんでした。
でも、先生は地震がなくても、気づき、感謝しつづけていたんですね。

私が思うに、「発散系幸せ」な人と「しみじみ系幸せ」な人といろんな種類の幸せがあって、
発散系は、「わたしってこんなに幸せなの~!!!」って言いまくって幸せビームビカビカ~って出している人。
しみじみ系はお茶をすすっているイメージ。
下地先生はしみじみ系だなぁ。まさに。

どれも素敵なお話だったのですが、

三度三度の食事や着る物には、贅沢をしない


という言葉が印象に残りました。
閉めるときは閉める。使うときは使う。
あるものを丁寧に使えば、安いものもよく見える。
外見も大事だけどそこは努力で何とかなる。
中身が大事。特にこれからはそんな時代になるでしょう。

周りを思い、支えられながら楽しく生きていく。
わたしも人への思いやり、感謝、そして楽しんで生きていきたいです。
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