スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ヤマシタトモコさん 3冊★☆★


家庭の事情から、全裸で過ごす男性と暮らす女子高生の話。
めっちゃテンションが高いです!ちょっと活字追うのに疲れちゃった。
前半と後半で雰囲気ががらっと変わって、私的には残念。
尻切れトンボで終わってたから、もやっとしました。
好き嫌いの分かれそうな作品。

ヤマシタトモコ
ソフトライン 東京漫画社
発売日:2008-11-18


こちらはBL本。ベッドシーンはあるけど少なくて、本棚にフツーにおけます。(多分)
付き合い始めのぎこちなさとか不安とか、そういう「あるある」がいっぱいあって、
男女関わらず楽しめる本。個人的にドンクラ~よりもこっちだろ!と言いたい。

ヤマシタトモコさんの書く男の人はちょっと病んでたり変態でキュンとくる。
スポンサーサイト

論理と感性は相反しない

山崎 ナオコーラ
講談社
発売日:2008-03-22


神田川歩美、矢野マユミズ、真野秀雄、アンモナイト、宇宙、埼玉、ボルヘス、武藤くん。神田川(24歳、会社員)と矢野(28歳、小説家)の2人を中心に、登場人物がオーバーラップする小説集。「小説」の可能性を無限に拡げる全15編。


ほぼフィクションってあとがきにあるけど、小説家で名前文字ってある時点で
著者と重ね合わせてしまう。
冒頭の表題作は好きなんだけど、それ以外はぐだぐたしていた。
小説家の苦悩はわかったけど、それを示されてもどうしようもない。

大幸運食堂

明川 哲也
PHP研究所
発売日:2011-09-02


川辺にある小さな食堂。そこは、寂しかったり、傷ついていたりする人にエールを送る場所――。
人生は、いつもうまくいくときばかりではない。野菜の無人販売所を始めたものの、そのストレスと、ぎくしゃくした家族関係に溜め息ばかりの雅代さん(「黒猫のミーコ」)。ひそかに思いを寄せる三姉妹に、変質者と思われてしまった洋平さん(「三姉妹」)。機嫌が悪く、何かとどなりつける母親を振り切って家を飛び出した克之君(「明滅」)。裏方の仕事に嫌気が差し、映画撮影所を辞めようとする隆之さん(「本番、スタート」)。食堂の客足が途絶え、何もかもが面倒になっている継治さん(「花丼」)等、“大幸運食堂”をめぐる各短篇の主人公は、人生につまずいてしまっている人たちである。
「ツライばかりの毎日。でも、前を向いていこう」――そんなメッセージが込められた、元気が出る一冊。


初読みの作家さんです。
すっごーーーーーーーく良かったです。
とくにタイトルにもなっている「大幸運食堂」が素晴らしく泣けた
世の中って努力だけでは報われないようになっている。
そのもどかしさに苦しみながらも、誰かの優しさや、自身の心意気によって希望ある未来を切り開いていく。
どれも胸がいっぱいになるお話でした。

まっすぐ見るのと同じくらい、斜めから見るのもだいじ。

そんなことを思った本でした。

新世界より

新世界より 上 新世界より 下

ここは汚れなき理想郷のはずだった。
1000年後の日本。伝説。消える子供たち。
著者頂点をきわめる、3年半ぶり書き下ろし長編小説!

子供たちは、大人になるために「呪力」を手に入れなければならない。一見のどかに見える学校で、子供たちは徹底的に管理されていた。
いつわりの共同体が隠しているものとは――。何も知らず育った子供たちに、悪夢が襲いかかる!


面白かった!!!1冊が500Pを越える大作なのに、3日間で夢中で読み終えた。
ずっしりと濃密な異世界に招待されて、とても幸せでした。
現実に疲れている時は自分と似た境遇の小説よりも、
こういう思い切り畑違いの本がいい。

なんで戦争なんてあるんだろう?
なんで人殺しやイジメなんてあるんだろう?
そんなのがない世の中にいきたい。
そう常々思っています。

この話の中で、子供たちは大人によって徹底的に管理されて、平安を維持してきました。
争いの火種となるものを刈り取っておけば安全。
それが思うようにいかないのは、生命の神秘だなって思いました。
どれだけ徹底的に研究したって、管理したって、
全部を思い通りに動かすことなんてできない。
攻撃の本能を奪い取られ、洗脳されたとしても、
考える力、生きる力、戦う力。
それを勝手に奪い去ることは、できないし、それで平和が訪れたとしても、
いつかは覆されるときがくる。

他の動物のように、自分たちが生きることだけを考えて生きていけたらいいのに、
人間の遺伝子はそうできていないんだなって思いました。

結局何が悪かったのか。と考えると
「呪力」を手にしてしまったことが一番の問題だったように思います。

あれば便利だけども、なくてよかった。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。