スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「安政五年の大脱走」(五十嵐貴久著)

4344406362安政五年の大脱走
五十嵐 貴久

幻冬舎 2005-04
売り上げランキング : 80,751
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


安政五年、井伊直弼に謀られ、南津和野藩士51人と、美しく才気あふれる姫・美雪が脱出不可能な絖神岳山頂に幽閉された。
直助の要求は姫の「心」。
与えられた時間は一ヶ月。
刀を奪われ、逃げ道をふさがれた男たちは、密かに穴を掘り始めたが、極限状態での作業は困難を極める…。
来い、友情、誇りが胸を熱くする、痛快!驚愕!感動の娯楽大作。


眠れない夜に、眠くなるようにと思い、苦手だった時代小説に手を伸ばした。

・・・

余計に眠れなくなった!

なにコレ?めっちゃおもしろい!!!

井伊直弼が苦労人とは知らなかったが、恋って金や権力にものを言わせるととっても魅力のないものになってしまうのですね。
純粋だった彼の恋も、理解しがたく残酷なものになってしまうのだから。

文庫を買ったのですが、494ページもあるわけです。
分厚いですよ。買ったのはいいもののどうしても読み始めるのに躊躇してしまっていて。
それが読み始めると面白くて2日であっという間に読んでしました。
読みやすいし、何よりストーリーにぐいぐい引き込まれる!
いろんな人が集まって、知恵を出し合うところに人の力ってすごいな、そういう能力を発揮できる場を作り出したのもすごいな、人の執念ってすごいな、と思いました。
ひとつは炭の話で、部下が桜庭に怒るところ。
もうひとつは宗十郎の弱音を吐く部下に対し一喝したセリフ。
あとは、堀江さんの執念。
もうウルウルもんですよ!
小説読んで、こんなにドキドキ&ハラハラできたのは久しぶり。
ラストも大どんでん返しにびっくりしたけど、ありなのです。
姫の好きな人って。。。☆
sonatineは詳しい説明のシーンはうまくイメージできなかったのですが、きっとこんな感じ?って思ってさくさく読んでいきました。
↑↑↑
わかりにくい説明ですいません

最後に、ふと

「人の命の重さって平等じゃなかったんだな」
と思いました。

みんな51人の命よりも、姫の幸せを祈っていた。
だから姫が納得できる答えを出すまでじっと待って、そして救出しようとがんばった。
当時の時代を反映していますね。
現在なら命は平等とされていますが、守るべきものがあった彼ら、
信じるもの、目標のためなら命をなげだしてもやり遂げたいという強い意志のあった彼ら。
正しいかどうかは別として、胸にじーんと響きました。

この本はかなりオススメな本です。
ぜひぜひ読んでみてください

テーマ : 紹介したい本 - ジャンル : 本・雑誌
この記事へのコメント
はじめまして
sonatineさん、TBありがとうございました。
図書館で何気なく取ったこの本が面白くて、
五十嵐さんが大好きになりました。
とりあえず今度は五十嵐さんの「交渉人」を読む予定です。
それではこれからちょくちょく覗きにきますので、
ヨロシクお願いしますねm(_ _)m
たりぃ | URL | 2005/10/08/Sat 21:50 [EDIT]
たりぃさんへ
TBありがとうございました。
時代小説はマンガでしか読めないタチなのですが、ブログピープルで紹介されていた記事を読んで買ってみました。
多分、たりぃさんの記事だと思います。
また、読んでみたい!と思わせる作家さんですねv-290
sonatine | URL | 2005/10/09/Sun 08:42 [EDIT]
こんばんは
どうも、五十嵐貴久です。本人だったりします。
感想、どうもありがとうございます。
さて、そんなこんなで私の新刊「パパとムスメの7日間」が、このたび朝日新聞社から発売されました!47歳のパパと、17歳のムスメの体と心が入れ替わって起きる大騒動を描いた話でございます。よかったら、試しに読んでみていただければ嬉しいです。ではでは。五十嵐貴久でした。
五十嵐貴久 | URL | 2006/10/11/Wed 19:07 [EDIT]
おおっ!ご本人じきじき!
感激です。ありがとうございます。
新刊、おめでとうございまーす。
新刊チェックしときますね☆
sonatine | URL | 2006/10/11/Wed 21:06 [EDIT]
コメントを書く
管理人にのみ表示
この記事へのトラックバック
http://neteoki.blog7.fc2.com/tb.php/102-c9070268
「安政五年の大脱走」(五十嵐貴久著)
 今回は 「
たりぃの読書三昧な日々 2005/10/08/Sat 21:40
「安政五年の大脱走」
「わかってはおりますが、しかしご家老のおっしゃることは、人には出来ぬ所業でござい
COCO2のバスタイム読書 2006/04/30/Sun 12:22
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。