スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

IS~男でも女でもない性~

4063405699IS 4―男でも女でもない性 (4)
六花 チヨ

講談社 2005-11-11
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

愛しき子、春(ハル)
性別“IS(アイエス)”
確率として2000人に1人の知られざる性。
あなたはわが子の性別を即決できますか?
<CASE 3:春>
はじめての出産を迎え、幸せいっぱいの陽子とタロウ。
そんな2人に告げられたのは、子供が「IS(インターセクシャル)」であるという事実。
早期に手術をして隠すよう、そしてわが子・春の“性別を決める”よう勧められるが!?
確率として2000人に1人といわれるインターセクシャルを、家族の絆で綴った感動作!


金八先生で有名になった「性同一性障害」とはちょっと違い、どちらの性器もあり、感情も男女の感情が揺れる場合、そうでない場合。
うーん何ていえばいいのかな。
性同一性障害は感情と体が一致しないってはっきりわかるけど、ISの場合はそうとは限らないし、完全に男女どちらかの体をしているというわけではありません。
最初は明るくて、幸せな二人に訪れた「IS」という聞きなれない病名に戸惑っていた家族も、乗り越えていこうとする。
そして、その当事者である「春」の成長物語でもある。

へぇぇ。と学ばせてもらっています。
ISってこの本を読むまでちっとも知らなかったし。
絵柄からわかるように、意外にも結構明るく書いてある。
でも、逃げているという感じではなく、当事者への入念な聞き込みやチェックをしてもらい、書いてあるそうです。
だから、ISの抱える悩み、個性、周りの人などについて現実味のあるものになっています。
特にだんだんと、社会でISがどんな状況にあるか、大人になるにつれ、ISと自分はどう向き合うか考えなくてはならなくなり、主人公の成長が伺えます。
読み応えのある本です。

この本を読んで思うのは「普通」ということについて。
女らしさ、男らしさ。普通であるべき自分。そうでない自分。

世の中にはいろんな人がいて、もちろん自分にも普通じゃない部分もあるだろうし、そんな人が実はたくさんいるんだなぁと思います。

むしろ、みんなが普通だったらつまらない。

だけど、現実には「普通」が常識だ。

自分も含めて。

ISだけでなく、白と黒だけじゃなくてグレーもあってもいいんじゃない?と思わせてくれる作品。

テーマ : 紹介したい本 - ジャンル : 本・雑誌
この記事へのコメント
コメントを書く
管理人にのみ表示
この記事へのトラックバック
http://neteoki.blog7.fc2.com/tb.php/121-dde5d275
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。