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はるがいったら

はるがいったらはるがいったら
飛鳥井 千砂

集英社 2005-12
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気が付けば他人のファッションチェックまでしている、完璧主義者の姉。何事も、そつなくこなすが熱くなれない「いい子」な弟。二人の間に横たわるのは、介護され何とか生きる老いぼれ犬。どこかが行き過ぎで、何かが足りない姉弟の物語。第18回小説すばる新人賞受賞作。


不器用大好きheart.gifなsonatineが惹かれたのは言うまでもない。

犬の話が入ってるという点では、さくらと重なるところがありました。
介護犬ならぬ、被介護犬となったハル。
・・・に関してはあんまり話とリンクしないんだけどー。
ちょっと考えてしまいました。
うちにも犬がいるんですが、まだまだ元気いっぱいで。
怪我人出るほど散歩大好きだし。
帰ってくると、しっぽがちぎれるくらいフリフリするし。
普段、遊んでばっかでほとんど世話してない私とは違って、この主人公の弟は、軟膏塗ったり、床ずれ起こさないように向きを変えてやったり、お尻をふいたり、部屋に尿シート敷いたり。
ここまで、私はやれるんだろうかって不安になった。
私が世話するから犬を飼ってとまで言って飼い始めたのに。
責任感ないなぁ。
犬を飼い始めて、散歩が大変。
ほとんどじぃちゃんがいってますが。。。
だけど、家族の会話が増えたり、疲れてるときはついつい癒されてしまいますね。

この話を読み終えて、無性に愛犬の顔が見たくなった。
犬小屋に近づくと、しっぽを振って、おなかを見せてゴロンと転がった。
頭をなでると、気持ちよさそうに目を細めた。
久しぶりに触れた愛犬は、太陽の光を浴びていてフカフカでとても気持ちがよかった。
犬といて癒されるのは、どんなことがあっても受け入れてくれるし、飼い主を特別扱いしてくれるところ。

おおっと、話がそれてしまいましたが
この姉弟って理想なのでは?と思いました。
ねぇちゃん、キレイできっちりしてるのって嬉しいだろうし、弟が優しくて心が広いって言うのも理想じゃ
ってことはこの姉弟、ものすごくバランスがとれているということで、よいのでは

それと姉の恋愛とか、弟のガールフレンドとか、ツボをつきそうなポイントはいくつかあったのですが、どれもガツーンとやられるわけではなく、静かに流れすぎていって、「アレレ?結局何が言いたかったんだろう?」という気持ちのまま終わってしまいました。
楽しくて読みやすくはあったんだけどね。
気分的に表紙に癒され、ストーリーに和み、明るくて前向きになれる本。
この本を読んで、部屋の掃除でもするかぁーと思いました。
この記事へのコメント
おはようございます。
私も、「さくら」を思い出しながら読みました!
時間がたてば、どちらがどちらの内容かわからなくなるかもです・・苦笑

飼い猫が病気になり看病した時はとてもたいへんでした。
ハルの描写を読むと、その時のことを思い出します。
ゆう | URL | 2006/04/14/Fri 10:57 [EDIT]
>どちらがどちらか。。。

私もまざってしまいます(汗)
テーマが正反対のきょうだいに犬を絡めた話。。。と思って読むと裏切られた感じがするかもしれません
sonatine | URL | 2006/04/18/Tue 18:27 [EDIT]
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残りわずかな命であろう犬のハルを間に、複雑な家庭環境にある姉と弟を瑞々しく描いた物語。静かに死に向かう命の傍らで、完璧主義の姉と優等生の弟の、思うように行かない恋愛や日常にもがく姿が、とてもリアルに描かれていた。いつも二人の頭の片隅にあるハルの存在...
かみさまの贈りもの~読書日記~ 2006/04/14/Fri 10:47
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