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腑抜けども、悲しみの愛を見せろ

腑抜けども、悲しみの愛を見せろ腑抜けども、悲しみの愛を見せろ
本谷 有希子

講談社 2005-07
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「お姉ちゃんは最高におもしろいよ」と叫んで14歳の妹がしでかした恐怖の事件。妹を信じてはいけないし許してもいけない。人の心は死にたくなるほど切なくて、殺したくなるほど憎憎しい。三島由紀夫賞最終候補作品として議論沸騰、魂を震撼させたあの伝説の小説がついに刊行。



おえーdame.gif

どろどろしてるところは私の遠藤くんという本を読んだときと同じかなーと思ったが、読み終えたあとでは、似て非なるもの、と思った。

一言で言うと、「気持ち悪い小説」デス。
じゃあ、遠藤くんとどこが違うかといえば、文章力。
背景の描写が細かい。
まぁ、ちょっと細かすぎかなーという気もしないですが、劇作家さんらしいし、仕方ないのかしらん?
その辺は嫌になったら飛ばし飛ばししても、内容的には問題なかったです。
前半は、勢いがない。
だからはっきり言ってつまらない。
が、後半から、この家族の歪んだ形がどんどん明らかになっていく。

それが。。。

キ モ チ ワ ル イ。

こんな子ども持った両親はかわいそうだわ
腑抜けじゃない。
こいつらは、壊れている。
妹は確実に姉の不幸だけを蜜として生きている。
兄は、家族の幸せと引き換えに妻の不幸を蜜とする。
姉は妹へ復讐することで、自分を正当化させることで生きようとしている。
嫁はすべてを諦め、疑問を持たず生きている。

田舎のキレイというイメージを払拭させる、不気味な本でした。
この記事へのコメント
sonatineさん、こんばんは。
楽しく拝見しました!確かにキモチワルイ場面多しですね(笑)
わたしは結構こういうテイストが好きなので、万事OKでしたが、
この作家さんの作品を今のところ読んでいると(4冊)、
なんだかとてもしっくり心にはまっております。
もしやわたし、壊れてる…?苦笑。
田舎暮らしも都会暮らしも経験アリなので、
違和感なしですが、やはりちょっと過剰な部分もあり。
でも、そこは小説ですから…なんて思ってしまいました。
ましろ | URL | 2006/10/20/Fri 20:11 [EDIT]
ましろさんは、好みの作品だったんですね。
私はこういうのが苦手でして。。。
でも設定にやられて、読む頻度は高いのですがね(笑)
sonatine | URL | 2006/10/21/Sat 10:04 [EDIT]
こんばんは!
レビュー興味深かったです。そうなんですよねぇ確かにグロし
気味悪い。ここが好き嫌いの分かれ目かしら?
私はすっかり惚れ込んでしまいました(笑)
元々こういう雰囲気のものは大好きなので難無く受け入れたの
かもしれませんね。
TBさせていただきました♪
リサ | URL | 2006/10/23/Mon 22:11 [EDIT]
リサさんさんとましろさんのレビューをみて、二人にてるなぁ。。。と思っていました。
別れ道は、ドロドロOKか否かですかね?
sonatine | URL | 2006/10/24/Tue 19:54 [EDIT]
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腑抜けども、悲しみの愛を見せろ
 ほろほろと鳴く。わたしの中で。その存在を思って。いわゆるそこにある意義と価値とを思って。ほろほろと鳴く。心が鳴く。泣けずに鳴く。痛いと鳴く。居場所を探して鳴く。ただただ鳴く。わたしが、本谷有希子著『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』(講談社)を読みながら
まっしろな気持ち 2006/10/20/Fri 20:14
『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』本谷有希子
腑抜けども、悲しみの愛を見せろ本谷有希子講談社2005-07by G-Tools「お姉ちゃんは最高におもしろいよ」と叫んで14歳の妹がしでかした恐怖の事件。妹を信じてはいけないし許してもいけない。人の心は死にたくなるほど切なくて、殺したくなるほど憎憎しい。三島由紀夫賞最終
ひなたでゆるり 2006/10/23/Mon 21:48
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