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代筆屋

代筆屋代筆屋
辻 仁成

海竜社 2004-10
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手紙が好きです。
同じ市内に住み、よく遊んでいる友達とも手紙のやり取りをしたり、気分を変え郵送したりします。
6年間文通していた友達もいました。
もちろんe-mailも好きですが、人の手で書いたものは、その人らしさが溢れていて、いっそう嬉しくなります。
筆マメなsonatineですが、手紙でもブログでも自分の言いたいことが100%相手に伝わる書き方はできてません。
そうありたいと願うけど、脱線したり、感情に走ってしまったり自分本位になってしまうことが多々あります。
他人のほうが自分の気持ちを代弁するのに向いているのかもしれません。

どうしても伝えなきゃいけない想いがある。自分では表現できないほど強い想いがー。  舞台は、吉祥寺の井の頭公園のそばにあるカフェ「レオナルド」。小説家のはしくれの「私」は、口コミで広がった「代筆屋」として、恋に悩む青年から、88歳の老女まで、老若男女のさまざまな想いの代筆を依頼される。



最初から最後までぐいぐいと惹きこまれ、ちっとも飽きない。
そして最後にホロリと涙がこぼれてきたnaku2.gif
これ、本当のお話なのかしら?
文章はエッセイ?語り口?のようにスラスラと心に入っていく。
依頼人は老若男女問わず、わがままだったり、切実だったり。
決していい感情だけを伝えてほしいわけじゃないけい。
時には困った依頼もあるけれど、マイナスの感情をもプラスに変えていく。
本音を見抜いていく洞察力。
それを伝えるテクニック。
その技法はお見事heart.gif
代筆屋の文章からは、伝えたい相手に敬意を示しつつ、本音を伝える好感の持てる手紙だった。
少しのわがままを加え、その人らしさの存分に伝わってくる文章。
好感の持てる手紙は、読み手を思いやりながら書いた手紙だったんだな。

辻仁成さんの文章は「ニュートンの林檎」を読んで以来、好きなんですが、こういう優しいお話にも合いますね01_r.gif

最近、職人さんっぽい本が好きです。
プロの技術にぞくぞくしちゃうmabataki.gif
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