スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

診療室に来た赤ずきん

診療室にきた赤ずきん―物語療法の世界診療室にきた赤ずきん―物語療法の世界
大平 健

新潮社 2004-08
売り上げランキング : 11605
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


<評価>
おもしろい。わかりやすい。好き20060517191140.gif

<ストーリー>

「むかしむかし、あるところに…」まさか精神科を受診して、昔話や童話を聞かされるなんて誰も思ってもみなかっただろう。でも、患者たちの当惑はすぐ驚きに変わる。そこに繰り広げられるのは自分の物語なのだ。悩みを抱えた心の深層を「赤ずきん」「ももたろう」「幸運なハンス」「三びきのこぶた」などで解き明かす、ちょっと不思議で、ほんとうは不思議じゃない12話の「心の薬」。



<感想>
書店でぷら~っとしてたところでこの本を発見。
値段も安いし、こういう視点を変えてみる作品は大好きなのでワクワクしながら読みました。
本当に読みやすく、わかりやすい!
登場する病名は、欝、摂食障害、引きこもりなど雑誌で特集されている身近な病から、あー本当にやばそう、というものまであるんですが、このお医者さんの目で見るとそんなに困ったちゃんに見えない。
おとぎ話をからめて、状態とピタリと重なるときはたまらない心地よさがありました。

このお医者さん。。。
インザプールの伊良部さんまではいきませんが、異端児のにおいがします。
もちろん、常識の範囲内のよい香りですが・・・。

おとぎ話っておもしろいですね。
ねむり姫なんて、眠ってるだけで幸せになれていいなぁーと思ってたんですが、こういった風にも考えられるんだな、とか。
おとぎ話の背景をこんな風に考えていったら、作者はここまでもし考えていたのだとしたら、考えているよりはるかにすごい天才ですよね。

私が昔読んだ話の中で印象に強く残っているのは「おやゆび姫」です。
なぜか、あの話は恐ろしくて、読み返すのも嫌。
姫をさらったねずみが怖くて、助けてくれたツバメが心細くて
読んでもなぜか心が晴れないお話でした。

このお話の中で一番すきなのは幸運なハンスですね。
自分の予想に反してあれれ?という方向に。
こんな人、マレでしょうねー。
嫌いじゃないですけど、ダンナにはできません(笑)
一発大逆転するタイプだけど、芽が出ないと相当苦労しそうですね。

自分を話に例えるなら、なんだろーと想像力を書きたててくれる作品。
大好きですheart.gif
身近な心の病ってどんな感じなんだろーと思っている人も
心理学に興味がある人も
もちろんそうでない人にも
みんなにオススメできる作品です。値段も安いし読んでみて損はしないですよ51.gif
この記事へのコメント
コメントを書く
管理人にのみ表示
この記事へのトラックバック
http://neteoki.blog7.fc2.com/tb.php/216-511f1659

social withdrawal)とは、空間の中から出られない事を言う。または、そうして閉じこもる人を指すことが多い。閉じこもりとも言う。定義の経緯から、侮蔑#蔑称|蔑称として多用される。定義は厳密には定まっておらず、一般に自分の部屋・自宅
心理学ってすごい? 2007/10/01/Mon 11:27
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。