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白昼堂々

白昼堂々白昼堂々
長野 まゆみ

集英社 2001-11
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<評価>
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<ストーリー>
進学校に通う凛一は、由緒ある華道の家元のおぼっちゃま。
発熱のため、追試験を受けられなくなった彼の替え玉として、背格好の似た従兄弟の省子()が試験を受けに行く。
その交換条件として、一日彼女の替え玉となり雑務を引き受ける。
その最中、彼女の男友達に誤解され、事態は思わぬ方向へ・・・。

<感想>
白昼堂々ってすごくいやらしそうな題名ですが、表紙の絵のように夏の空気のきれいな早朝を思わせる、上品で、不思議な魅力のある作品でした。
文章も古めかしいのが、かえってこの凛一の色っぽさを強調してる。
華道やってて、病弱で、線の細い美少年で、寡黙で…。
こんな男子いたら男も女もメロメロでしょ
ピンクの遺伝子でももってるのかねぇ、この家系はって突っ込みたくなるくらい、近親相姦、親族相姦、同性愛が多いのです。
BLって人にはつらいかもしれません。
読んでて、いつの間にか片想いの設定になっていて、

一体、あなたいつの間にキュンしてたんですか!?

と驚かされました。

が、大切なのはこれから。
そつなく男性を転がしていた蜜のマジシャン凛一の葛藤が描かれます。
彼は「まっとう」な人間で、自分とは違う、と思いつつ
期待してしまう自分がいる。

これってBLの典型的パターンじゃん

でも、書き方がすっごく丁寧だからその描写を一つ一つ味わいながら読むことができました。
語尾を「。」じゃなくて「、」で終わらせるところは好きなんですが
「じ」を「ぢ」と表現してあるところは、ギャル語みたいで違和感を感じました。なぜだぁぁぁ~
上流社会、同性愛など自分の生活では味わえない世界に浸ることができ、読後もピーンとはったこの世界が中々消えてくれません。
ストーリーのリアリズムよりも、雰囲気を楽しんでほしい作品。

シリーズものなので
上海少年、碧空、彼等、若葉のころも読むぞー
この記事へのコメント
こんにちは。
確かに考えると結構凄いタイトルですよね・・・^^;
私は内容は全然わからないで読んだので、話の展開に驚いてしまいました。
この家系は凄まじいですねぇ^^;
このシリーズは全部読んでいたつもりだったのですが、上海少年は未読ですね。
読んでみます~^^
苗坊 | URL | 2006/08/06/Sun 18:04 [EDIT]
TBありがとうございますっ!
最近、本の好みが合いますね☆
上海少年は少しだけこの本の先のことまで書いてあるとのことです。
私はアマゾンで知ったのですが、若葉のころの結末がわかってしまいました。読むのが怖い。
だけど多分読んでしまうだろう。。。
sonatine | URL | 2006/08/06/Sun 19:51 [EDIT]
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白昼堂々 長野まゆみ
白昼堂々家元を祖母に持つ原岡凛一。身体が弱く、進級試験の日も体調を崩し、従兄弟の省子が変わりに受けた。その事実を後で知り、省子に試験を受けた変わりに美術館の監視係を頼まれる。そこで、氷川良介に出会う。良介は凛一を省子と間違えていた。凛一は、彼....
苗坊の読書日記 2006/08/06/Sun 18:00
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