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いつでも夢を TOKYOオトギバナシ

いつでも夢をいつでも夢を
辻内 智貴

光文社 2005-04-12
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<評価>
大好き20060517191140.gif

<ストーリー>

手にカッターナイフを握りしめ、街角で雨に打たれつづける女。その姿を放ってはおけない二人の男。女と同様、胸の奥に深い哀しみを抱えるヤクザ者。生きるのに無器用な、売れない小説家。それぞれの孤独が出会ったとき、ほのかに希望は生まれ、やがてそれは、大きな愛情へと育ってゆく。太宰治賞作家が描く、ひとを愛するよろこびに満ち溢れた「純愛小説」の傑作。



<感想>
かみさまの贈り物さんのこの記事をきっかけに読みました。
ゆうさんの自己評価は結構きびしいな、と思っていたのですが、そのゆうさんに完璧と言わせた本。
これは読まなければ!と思い、手にとって見ました。


もうこれは、めちゃめちゃツボでした
私も完璧て思った!
私は重くてズドーンともやもやが残る作品も嫌いじゃないんですけど、
好みは読んでいて、明るく前向きになれる作品が一番好きです。

母親に愛されず、苦しんでる美少女を、のほほんとマイペースに生きている小説家と、やくざと元刑事のおっさんとその妻が癒していく。
最後のとっても変な終わり方が大好きで、ずーっと心に留めておきたいな、と思った作品です。
情景の描き方がとてもきれいで、ラジオのショートストーリーを聞いてるみたいに、楽しく爽やかに読めました
会話も57.gifと笑えるようなとこがあって、登場人物がみんな愛すべき存在なのです

この作品の主人公は、貧乏な小説家で、年は40歳。
ヒロインの最大のピンチに取材で活躍ゼロの彼ですが、
美少女は惚れ込んでます。
いつか、彼女が彼から旅立つときが来るのでしょうか?
私はこんな恋があっていいんじゃないかなーと思っています。
彼女は幸せで優しい人に囲まれて、凸凹コンビ?な二人だけど
ずっと仲良く暮らしてほしい、と思いました。
彼のほうはどう思っているかはわかりませんが、彼女には意外とそういう覚悟があるのかも。。。

この小説を読んでいかにコイツが魅力的に見えても、現実で見たら多分私は論外05_r.gifと思うだろう。
きっと冴えないだろうし、のんびりしてないでもっとガッツリ稼いでこい!とか怒鳴ってるかもdrop0.gif
好きになるには相性があるんだなーとぼんやり考えた作品です。

以下はsonatineの読書メモです。

混同されがちだが、神経の患いは、いわゆる精神病とは違う。
多くの場合、神経を病む心というのは、痛々しいほどに、繊細で、知的なものだ。物事への理解や洞察に秀でてるがゆえのものといってもいい。



人間は、心に陽が射せば、いくらでも、おどろくほど、かわるものです。



人間、生きてくるうちにゃ、いろんな所に足跡を残してくるもんだよ。
時には、それが、思いがけず今の自分を追いかけてくることもある。
だからって、それが、どうってことはねぇんだ。
人間は、そのつど、新しくなれる。
どっからだって新しくなれる。そういうもんだよ。

この記事へのコメント
こんにちは。sonatineさん。
TBとコメント、それから私のブログまで紹介いただきありがとうございました。
少しでも、?と思ってしまうと、一気に冷めてしまうんですよね。
そんなこんな含めて(笑)本当に完璧な一冊だったと思います。
何よりも大切な読後感がすばらしかったです。
ずいぶん前に読んだ作品なので、また再読してみようかと思います。
ゆう | URL | 2006/08/25/Fri 18:08 [EDIT]
TBありがとうございます(^^)
ピッタリくる本とめぐり合うのはマレですよね~。
だから、この本に巡り合ったこと、とてもうれしく思ってます!!!
sonatine | URL | 2006/08/25/Fri 18:19 [EDIT]
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