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押入れのちよ

押入れのちよ押入れのちよ
荻原 浩

新潮社 2006-05-19
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<評価>
面白かった20060523175411.gif

<ストーリー>

今ならこの物件、かわいい女の子(14歳・明治生まれ)がついてきます……幽霊とサラリーマンの奇妙な同居を描いた表題作ほか、ぞくりと切ない9夜の物語。


<感想>
かみさまの贈りもののこの記事をきっかけに読みました~
感想を一言で言うなら「怖さがちょうどいい短編集
怖すぎず、怖くないということもなくちょっとひやりとする感じ。
後味がいいのと悪いのと、ブラックユーモアが聞いてるのとホロリとするのと、明るいのと暗いのと。
すべてが私にとってほどよいゾクリを与えてくれました。
そう!このくらいでいいのです。
肝が冷えるようなぞく~ッとした体験もたまには必要ですが
ベストはちょっと怖いぐらいが平静でいられて心地がいい。
んで、短編集は話がぜんぜん違うほうが私好み。
これ、ちよちゃんをめぐる短編集かと思ってたらぜんぜん違っていて、
それぞれ見事にばらっばら。
引き出しの広さに感動し、萩原さん好きに拍車をかけた一冊でございますheart.gif
特に気に入った作品を紹介~

『コール』
学生時代の三角関係と死んでしまった友人への思いをめぐるお話。
切ないけど、とても好き。友情もんです。
よく考えればベタなんですが、萩原さんの書き方が好き~!!!

『押入れのちよ』
家賃格安のアパートには、小さな幽霊がいた。
表紙の絵を見たら怖いですが、かわいらしいお話。
ちよちゃんは、座敷わらしになるのかしら?
人相学を習得しているし、主人公に福をもたらしてくれる楽しい話でした。

『老猫』
亡くなった叔父の家を引き継ぐことになった家族の物語。
これぞホラー。じっとりじっとり湿度の強い空気をもたらしてくれます。

『殺意のレシピ』
冷え切った夫婦。釣り好きな夫と、山登りが好きな妻。
夫には愛人がいて、離婚したがってるが妻がそれを許さない。
この情報とタイトルで話が想像できるでしょう?
ブラックユーモアたっぷりのかなり好きな話。

『介護の鬼』
まさに鬼。はたから見ればいい介護人の嫁。
いびられた過去の体験の復讐に、ボケた舅・姑を虐待する日々。
読んでいて不快感が強い作品でしたが、読むのをやめられませんでした。

『予期せぬ訪問者』
別れ話のもつれから愛人を殺してしまった男。
アタフタしてるときに、予期せぬ訪問者が来て。。。
間抜けっぷりにクスリと笑える作品。
展開も面白かったです。
この記事へのコメント
こんにちは!sonatineさん。
TBありがとうございました。
そうなんですよね♪
怖さがちょうどいい短編集!これって、この本を形容するのにピッタリかもです(笑)
できれば、荻原さんにホラーの長編を書いてもらいたいです!
ゆう | URL | 2006/09/05/Tue 14:59 [EDIT]
またまたTBありがとうございます。
ぴったりといってもらえてうれしいですi-237
簡潔に伝えようと努力している最中です。
ホラーの長編いいですね。
今日は、「噂」を借りてきました。
ホラーじゃないけど怖いらしいので楽しみです。
sonatine | URL | 2006/09/06/Wed 20:58 [EDIT]
こんばんは、sonatineさん。
TB・コメントありがとうございます。
この本は、あまりもベタでした。
面白いのですが、もっと違うひねりが欲しかった
ような気がしました。
モンガ | URL | 2007/02/13/Tue 00:19 [EDIT]
モンガさん、TB&コメントありがとうございます。
モンガさんはベタな展開が苦手ですか?
図書館戦争も苦手と言われていたので、そうかな?と思って。
私はベタも好きだし、そうでないのも好きです。
苦手なのは、よくわからない抽象的なものですねぇ。
sonatine | URL | 2007/02/15/Thu 01:34 [EDIT]
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押入れのちよ 荻原浩
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押入れのちよ  荻原 浩
押入れのちよ荻原 浩 07-39 ★★☆☆☆ 【押入れのちよ】 荻原 浩 著  新潮社 《「押入れのちよ」カバーの表紙の絵のとおりの物語です》  内容(「MARC」データベースより)今ならこの物件、かわいい女の子(14歳・明治生まれ)がついてきます…。幽霊とサラリ
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