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子どもの隣り /灰谷健次郎

子どもの隣り子どもの隣り
灰谷 健次郎

角川書店 1998-04
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<評価>
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<ストーリー>

死の影におびえる少女が、心臓手術を決意するまでを描く「燕の駅」。
毎日曜日、一日だけの家出を繰り返す少年を通し、現代の子どもの孤独に迫る「日曜日の反逆」。
教室の退廃に中学生たちの目が鋭く注がれる「友」。
そして、四歳の男の子の目に映る様様な人生の断片を描く表題作「子どもの隣り」。
現代に生きる子どもたちが持つ孤独と不安を、しなやかに映し出した四つの宝石のような物語。


<感想>
灰谷さんは少女の器も読んだんですがどちらかというとこちらのほうが読みやすかったです。
だけど、どちらも私には合わなかったようです。
私の子どものころは、デリケートではあったけど、割と素直な子どもだったので、ここの登場人物のように背伸びして大人を困らせたり、対等に話をしようとする感じではなかったんですよ。
で、大人になった今、こんな生意気な子どもがいたら
多分かわいくないなーと思いそう。

というわけで共感性はあまりなかったんですが、比較的受け入れやすかったのが「友」という作品。
大人のずるさ、子どもの残酷さと純粋さが、そんなこともあったなーと懐かしく思いました。
思わせといて、急にまた遠く感じました。
近づいたと思ったら、離れていく。
まるで裏切られた気分になる。

遠いと思ったら近かった。
近いと思ったら遠かった。
この差って大きい。

自分の状況と近いものは受け入れやすいし
遠いなら、割り切って読むこともできる。
だけど、近いんだよって見せかけて実は違ったところにあったのを知ってしまうと、とても悲しい気分になる。
この作品はまさにそんな作品で、
勝手ながら裏切られた!と感じてしまいました。
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