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レインツリーの国


有川 浩 / 新潮社
Amazonランキング:12745位
Amazonおすすめ度:


<評価>
20060523175411.gif

<ストーリー>

きっかけは「忘れられない本」そこから始まったメールの交換。あなたを想う。心が揺れる。でも、会うことはできません。ごめんなさい。かたくなに会うのを拒む彼女には、ある理由があった―。青春恋愛小説に、新スタンダード。


<感想>
図書館戦争シリーズのコラボ本です。
私は内乱を先に読んじゃったから、結末は何となくわかるんですが、それでも読ませるものがありました。
コラボ本、と思って軽い気持ちで読んだんですが、図書館シリーズとはまったくの別物!力のこもった素敵な本でした

とにかく言葉の嵐!なんですよ。
ものすごく率直でいい言葉が本の中にあちらこちらに散りばめられていて、有川さんのファン度合いがぐぐっと上がりました。
単純に「障害者との困難な恋愛」で終わってないところがいいですね。

聴覚障害者と健常者。
男と女。
他者と自分。

それぞれの価値観の違いを前にした男女が、どう考え、どう向き合うかを描いている。
私は思いっきり健常者の女目線で読んでいたので、いろんな気づきがありました。

素敵な作品ですが、こんな恋愛をしたいか、と聞かれると私は「NO」です。
ものすごくストレートで、自分を開くこと・向き合うことで相手の心を開いていく、という理屈はわかるんですが、自分がこの立場ならきっついなぁ、というのが正直な感想。
ここまで私は相手に対して見せたくないなぁ。
多分、恋愛にはこういった相手と向き合うことで育む恋愛と
それには直接触れず、大きく包み込む恋愛があると思う。
ひかりをすくう、は後者になると思うのだけど、私はこっちの方の恋愛があっているみたい。

あちらこちらに相反する二つの価値観があって、
超ストレートすぎる心理描写なのに、読み終わってみるとまるで絵本のようにふわーっとした淡い読後感が残りました。

職場にボランティアで聴覚障害者の人が来られています。
多分、手話が第一言語と思うのですが。。。

その方に以前「手話を覚えますね」と言ったら
「無理しなくていいですよ」
と言われたのを思い出しました。

筆談もできるし、口元を見て、会話を読み取ることは可能。
もしかして彼女も、こういう風に思ってたのかな。
もっと、気軽でいいのかもしれないなーと思いました。
この記事へのコメント
こんばんは^^
カキコありがとうございました。
私は伸のような人と付き合いたいって思いました。
いないと思いますけどね^^;
私もきっと努力できないと思いますが。
やっぱり相手に対してこれだけ考えてくれるって言うのは良いです。
私は結構相手が何を考えているのか気になっちゃう人なので、あってるかなぁと。
面倒くさい女なので^^;
素敵な作品でしたね~
この本、好きです。
苗坊 | URL | 2007/01/17/Wed 00:55 [EDIT]
苗坊さん、コメントありがとうございます!
伸が好みなんですねぇ(^^)
いい男ですもんね。
私もいたら絶対トキメキます。

そういえば、この本のキャラのなかで私はミサコが一番好きでした。
バカっぽいけどはっきりしていて、憎めないなぁと思いました。
sonatine | URL | 2007/01/17/Wed 01:11 [EDIT]
なるほど。ひかりをすくうとこの本とではそれぞれの登場人物の表現のしかたが違いますね。どっちにも愛はあるけども。たぶん相性やその場の状況なんかで変わったりするものだと思うんだけど、お互いがそういうことに気がついて、どちらも使いこなせるととってもいいんじゃないかなぁなんて思います。よし、それで行こう!(誰ですか?)
TBの調子が悪かったみたいなんです。お手数ですがもう一度チャレンジしてみてください♪
やぎっちょ | URL | 2007/01/17/Wed 02:51 [EDIT]
そうですね、「コラボ」としてもおもしろいし、コレ一冊としてもそれだけで十分な意味のある本だったなぁと思います。
図書館シリーズの先も楽しみですが…彼らの恋愛の番外編もまたみてみたいと思ったりして…。
chiekoa | URL | 2007/01/17/Wed 12:07 [EDIT]
こんばんは!
この作品は武器がない代わりに、こちらの心にストレートに突き刺さってくる言葉がたくさんありましたね。
良い言葉をメモしようと思ったら、たくさんありすぎて収拾がつかなくなってしまいました(^_^;)
この二人のような恋愛に憧れたんですが、自分ができるかというとまた別問題かもしれませんね。
私は本音をさらけ出せないタイプなので・・・
別の形の恋愛だという「ひかりをすくう」気になってます
エビノート | URL | 2007/01/17/Wed 20:13 [EDIT]
こんばんは!
素敵な作品でしたね。二人が真っ直ぐで真摯で。
こういう恋愛の形もあるんだな~と、そして同じくこういう愛を
育んでいる恋人もこの世界にはいるんだな、と
しみじみ思いながら読んでいました。
私には関係ない、じゃなく自分にどうできるか、ということを
教えてもらいました。
なかなか実践できないのですけどね…。
TBさせていただきました♪
リサ | URL | 2007/01/17/Wed 22:22 [EDIT]
こんばんは!コメントありがとうございます!
しみじみと甘くて甘くない恋愛小説でしたね。いろいろ考えさせられることも多かったように思います。知らないことっていっぱいあるんですねえ、
手話の話とか、いろいろ、結局自然にしてたら一番いい、とか思うんですけど自然にしようと思う時点でもう自然ではないですよね。
難しい。
でもそれもそれでいいんかなと思ってみたり…ぐるぐる…

TBがどうもうまく反映されないみたいです。こちらからも何回か送ってみたのですが。また次回にでもTB打ってみますね…むむ
ちきちき | URL | 2007/01/19/Fri 00:15 [EDIT]
コメントありがとうございます
やぎっちょさんへ

TBうまくいきました。時間帯によるのかなぁ?
ホントどちらも使いこなせると、いいですね。
私もそれでいこう!!!
記事で書かれているように、こういった本を通してのお付き合いって本好きにはうらやましいですね。

chiekoaさんへ
私、内乱から読んだんですが、コラボ本ということをすっかり忘れて読んでいました(笑)
番外編を期待するあたり、chiekoaさんのこの本への思い入れが伝わってきました。

エビノートさんへ

私もたくさんたくさん付箋をしました。
同じ方がいてうれしいです。
そのくらいいい言葉がたくさんありましたねぇ。
あんまりありすぎたので、今回はあえて引用なしにしました。
私もなかなか本音が出せないタイプなので、自分がするならひかりをすくうの男性のほうが好みです。
こちらも素敵な話なので、お勧めです!

リサさんへ

こういう恋愛ってあるんだなぁと私も思いました。
ネット恋愛、障害者との恋愛、本音の恋愛。
女性の悩みに対して、男性が合理的にアドバイスするのが男女の違いかしら?と思って価値観の違いが、面白かったです。

ちきちきさんへ

TBだめでした。
ちきちきさんもせっかく送ってくれたのに申し訳ないです(><)
>手話の話とか、いろいろ、結局自然にしてたら一番いい、とか思うんですけど自然にしようと思う時点でもう自然ではないですよね。

そうなんですよ!
意識したり学ぶほど自然にできなくなる。
自然体、というのが自分は一番へたくそです。
sonatine | URL | 2007/01/19/Fri 23:32 [EDIT]
sonatineさん、おはよっ♪
>相手と向き合うことで育む恋愛と
それには直接触れず、大きく包み込む恋愛があると思う。

なるほどね~と思いました。
私も、後者のほうが居心地よく感じるタイプかな(*^_^*)
ま、それぞれだよねっ☆
なので、『ひかりをすくう』がとても気になりました。

あ、そうそう。私もミサコが好きだったわ~。
ドラマにしたら、主役を食っちゃう役かもしれないな~なんて、今更ながら思いました。
そら | URL | 2007/02/09/Fri 10:24 [EDIT]
sonatineさん、ごめん!
TBしたら、sonatineさんの記事をsonatineさんに送ってる(>_<)
最初のを削除してくださいな。
お手数をおかけして、ごめんね。
そら | URL | 2007/02/09/Fri 10:42 [EDIT]
そらさん、TBありがとうございます。
そらさんの記事を読んでいて、私と感想が似てるかも!と親近感をもっていたので、すっごくうれしいです!
ミサコすきも一緒ですしね。

ひかりをすくう、お勧めですよ(^^)
sonatine | URL | 2007/02/12/Mon 22:44 [EDIT]
こんばんは、sonatineさん。
《》単純に「障害者との困難な恋愛」で終わってないところがいいですね。《》
本当にそうですね。
メールという現代的な方法で出会うのですが、恋愛は古風な感じがしました。
モンガ | URL | 2007/02/13/Tue 00:27 [EDIT]
そうそう!古風ですよねぇ。
メールでのつながりですが、文通みたいな気がしました。
メル友と文通って何か違うニュアンスがありませんか?
sonatine | URL | 2007/02/15/Thu 01:37 [EDIT]
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