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ひとを愛することができない

ひとを愛することができない―マイナスのナルシスの告白 ひとを愛することができない―マイナスのナルシスの告白
中島 義道 (2007/02)
角川書店

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<内容>

人を愛することの困難。愛という名の暴力と対峙するための哲学エッセイ集。
果たして、ほんとうの愛とは何なのだろう? 愛に不可欠の条件、愛という名の暴力や支配、掟と対峙し、さらには自己愛の牢獄から抜け出すために。闘う哲学者の体験的「愛」の哲学!



<感想>
ずいぶんと久しぶりの更新となってしまいました。
久しぶりに読んだ本がこれです。
このタイトルを見たときに「ビビビ」っときて即購入。

結論から言いますと
私は人を愛せない人間ではありません。
でも、他の人のように無意識に愛する、ということが困難なことは著者と同じです。
本文中にあるように、愛すべき存在がピンチのときに、対応を問われる。
そのときにまず働くのは理性。
本能じゃないんです。周りの目を気にして、自分の気持ちを優先して
極めて冷静に対応している自分がいる。

たとえば子供がいる。かわいい~と素直に寄っていく女性たち。
私もそのひとり。
違いは、私の心は本能ではない、ということ。

ピンチが怖い。のは一緒。

著者は家庭環境で、愛の大切さを反面教師で痛いほど知り尽くしてるのに、父親のように人を愛せない自分に自責の念を抱いている。
父親との違いは、それを罪だと認識していること。
愛したいと願いつつ、愛せない。
愛されたいと願うのに、愛されるのが怖い。

ひとを自然に愛することができない。
ならばどう生きればよいのか?

というのが帯にあったんだけど、
結論として、愛せないならしょうがないじゃん
ということかしら?
後味のよい終わり方じゃなくて、苦しみは続く。

彼のように本当に人を愛せないという人はマレだと思う。
ただ、時にところどころ「愛」という言葉が重過ぎて
愛せないのでは?と不安に思ったりする。

文中に愛についての定義があって、外見も内面も含めて変えられない唯一無二のもの、みたいな表現で示してあったんだけど
私もそんな風に人を愛してみたい。
愛されてみたい。
そんな風な恋愛をしたいと思ったよ。

私、哲学書って苦手なんだけど、これは読みやすかったです。
また、愛って何?と思ったときに読んでみたいと思います。
この記事へのコメント
こんばんは。遊びにきましたー♪

慣れないトラックバックに挑戦したところ、違う本のところにTBしてしまいました…。しかも消し方がわかりません(汗

五味太郎さんの大人向け絵本があるんですね。五味さんの絵本好きなので、今度読んでみます。
以前、図書館に姪っ子の絵本を借りに行き「ゴミタロウの本はどこですか?」と司書さんに聞いたら「モモタロウですか?」と2度 聞き返された苦い思い出があります…(笑
はあさっこ | URL | 2007/05/27/Sun 18:57 [EDIT]
はあさっこさん、こんにちは。
TBの件、了解しました。
五味さんの本は面白いです♪お勧めですよ。
共感してよし、否定してよし。
どちらにしてもメッセージ性が強いので何かしら自分に影響を与えてくれます。
sonatine | URL | 2007/05/28/Mon 20:01 [EDIT]
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