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東京・地震・たんぽぽ

東京・地震・たんぽぽ 東京・地震・たんぽぽ
豊島 ミホ (2007/08)
集英社

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<ストーリー>
東京で地震が起こったときに、年齢、性別、職業、性格・・。それぞれ異なる人たちはどう考え、どう動くのかをつづった短編集。

<感想>
本屋さんで、このあらすじを読んだときに「すごいなぁ、よく思いつくなぁ」と思いました。
読んでいくうちに、あれれれれ?
地震が起きて大切なものに気づく、という様な話じゃなかったのね!
ずーん。何かすっきりしない話が多いです。
物足りないし、結論が出ないままお話が終わってしまうものもあるし。
内容的にはかなり短いけどいじめ問題、子育て、プロ意識、最優先すべきものなどをついてきます。
世の中いろんな人がいるのねー。
守ることを選ぶ人もいれば、手放すことを選ぶ人もいる。
手放すことを選んだ人たちのことを私はどこか軽蔑しながら読んでいた。
でも少しだけ、そこまで追い詰めていたものは紛れもなく社会なんだなぁとも思った。
えぇ!っコレで終わり!?と物足りなさもありましたが、なかなか興味深い短編集でした。
ただし、お涙ちょうだい!って話ではないですよん。

豊島さん、いろんなシチュエーションでいろんな設定で、それぞれの人物を生かしながら書いていてすごいと思いました。
この記事へのコメント
こんばんは。
なかなか黒いお話でしたよね。
地震苦手なので(得意な人もいないでしょうが)あんまり考えたくないことを突きつけられた気分でした。
こういう時って本性が出るっていいますよね。
他人も自分も怖いです。
ちきちき | URL | 2007/10/15/Mon 21:37 [EDIT]
地震怖いですねぇ。
私は読んでいて怖い一方「大停電の夜に」みたいなどこか他人事のように感じていた部分があるけど、ちきちきさんは東京におられるから怖さも倍増したでしょう。
普段は理性で隠している部分が、こういうときに試され、
自分や他人の見たくない部分が現れるのは怖いですね。
sonatine | URL | 2007/10/16/Tue 19:45 [EDIT]
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