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ためらいの看護

ためらいの看護―臨床日誌からためらいの看護―臨床日誌から

岩波書店 2007-10
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新聞で紹介されていて購入してみました。
帯に

迷い、悩み、立ちすくんで、当たり前。
寄り添っているのは、患者ではなく、「その人」なんだもの。


とあった。
私は認知症の介護の仕事をしている。
そこでは叩かれたこともあるし、セクハラもあるし、徘徊もあるし、怒られることもしょっちゅう。
加えて、入浴の手伝いや食事介助などの介護の決められた業務をこなさなければならない。
職員はついつい業務優先になりがちである。もちろん私も含めて。
きついし、給料安いし、きれいな仕事ではないし、名前も覚えてもらえないし、
社会的地位も低い。
じゃあなんでやってるの?というと、やりとりのなかで時計屋さんになって代わりに怒られたり、
娘になったりしながらその人の内面を知って関わっていくと全然違う発見があるんですよね。
そういうのが面白い。
「その人」を見ながらあった介護をするお仕事だけど、それを100%するのは難しい。
研修に行って理論を学んでも、現場では「○○だからこうするの」という業務の流れを覆すことは容易ではなく、理論と現実の狭間でふらふらしてるのが私の現状である。
ためらいを覚えることはしょちゅうある。
でも、ためらうことはよくないと思っていた。
なぜためらうのか、と気づいてしまえば、それに立ち向かわないといけない。
また、ためらうだけのきちんとした根拠をもってなければならない。
でも、それを忘れてしまったら終わりだよなぁとこの本を読んでひしひしと感じた。

この手の本は介護の逆転の発想とカが多くて苦手なんだけど
この本は臨床の様子がリアルにわかる。
失敗談も書いてある。
そこがよかった。

仕事をするとき、「ためらい」というのが私のテーマになった。
看護・介護職に従事する人に特にオススメな本です。
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