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映画篇


金城 一紀
Amazonランキング:16851位
Amazonおすすめ度:


物語の力が弾ける傑作!!
笑いと感動で胸が温かくなる傑作ぞろいの作品集。『ローマの休日』『太陽がいっぱい』など不朽の名作をモチーフに、映画がきっかけで出会った人々の友情や愛を描く。


またしても勘違い。
映画の評論を金城さんが面白おかしく書いたエッセイかと思ってた汗とか
だって、最初の話なんてまんまエッセイ!?って感じやったし。

正式には懐かしの映画を絡めた短編集。
でも、なぜか最初の頃、読んでるとエッセイに思えてきた。
でてくる「僕」が映画好きで、賢くて、影があることで金城さんの過去の自分を投影したものなのかな?と思った。
そのくらい自然に、時間とお話は静かに進んでいく。
ブロガーさんからとても評判がいいけど、もっとひっそりと好まれるような本かなぁと思う。
めちゃめちゃ面白い!ってわけじゃないけど、「あ、おもしろいな」とかそんな感じ。

でもでも、「ドラゴン怒りの鉄拳」はとてもよかった。
たぶん、ふとした時に思い出す小さな幸せの余韻を残してくれる話だ。

ペイルライダーもよかったなぁ。
見た目はへんてこだけど、ハードボイルドなおばちゃんが、赤の他人にもたらす小さな奇跡と悲しい物語。

子供は余計な心配なんてしなくていいんだよ。子供はね、好きな食べものと、大人になったらなりたいものと、好きな女の子のことだけ考えてればいいんだよ。


というセリフがあって、そんな風に言ってあげられる大人も今いないんだろうなー、とか今は子供に大人がいろいろな物を背負わせてしまってるんだな、と思いました。

それと、愛の泉もよかったー。これは唯一?感動じんわりほんわか話。
家族っていいなぁと思います。
最愛のおじいちゃんを亡くして元気をなくしたおばあちゃんにおじいちゃんとの思い出の映画を大スクリーンで見せてあげようと奮闘する孫たちの話。
ここに出てくる全員がいい。
おばあちゃんから溢れる母性と安心感と、孫たちのおばあちゃんを大切に思う心に心があったかくなる。
おじいちゃんとの馴れ初めを語るシーンで、

あのさ、こんなこと言うのは照れ臭いんだけどね、その日からね、おばあちゃんはね、おじいちゃんがそばにいないなんて考えられなくなっちゃったのよ・・・。
おじいちゃんがいないと、だめになっちゃったのよ・・・。


のところにかなりジーーーーーーーーン涙
たぶんね、愛情なんだよ。
両親が愛し合って、愛する人の子供を可愛がって、そしたらきっと親から子へ、ずっと愛情は伝わってくるんだよ。
だから、好きな人としよう。お見合いでも恋愛でも絶対にこの人がいいと思える人にしよう。
そう思った。

なんだかんだいっても、私も絶賛しちまったアップロードファイル
この記事へのコメント
お~っ!sonatineさん♪
私,この作品集,とっても好き♪

自分のブログで,めちゃめちゃ絶賛したクチです(*^_^*)

sonatineさんは『愛の泉』ですかぁ(*^_^*)

同じ短編集を読んでも,それぞれ琴線に触れる作品って違うんだよね。
当たり前のことなんだけど,すごく不思議で楽しいなっと思いました♪
そら | URL | 2008/06/05/Thu 21:40 [EDIT]
そらさん、見させていただきましたよ。
絶賛でしたね☆感動が伝わってきました。
私も他の人と感動ポイントが違うと楽しいなって思います★
TBありがとうございました。
sonatine | URL | 2008/06/20/Fri 14:56 [EDIT]
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「映画篇」金城一紀
好き。 とても、愛おしい作品集です。 ★★★★★ 物語の力が弾ける傑作!! 笑いと感動で胸が温かくなる傑作ぞろいの作品集。『ローマ...
日だまりで読書 2008/06/05/Thu 21:42
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