スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

きみの背中で、僕は溺れる


祐司が恋したのは、姉の婚約者


この帯と表紙から、BL小説であることは予想がつくはず。
ちょっと躊躇してしまったが、読んでみた。
私は買って損はなかったと思った。読みやすいし、好印象絵文字名を入力してください
沢木まひろさん、他の本も読んでみよーうふ

私はBL小説は結構好きなので、抵抗なく読めるかなぁと思っていたら、
あらすじを確認して買ったのに、意外にも、気持ち悪いなぁと思った。
同性愛そのもの、ではなくて、こんなにも深い絆で繋がっていた姉弟愛が、
一人の男によって結果的に裏切ってしまったことが、である。

この姉弟の結びつきはあり得ないほどに強い。
厳しすぎる両親に対し、姉はいつもかばってくれた。
似たカーブしたまつ毛をもつ、ふたり。
その場を目撃しても、責める相手は弟ではない。

麻子はきみをちっとも憎んでない。俺が一方的に引きずり込んだと思っている。
きみはきみでもう姉さんの味方ばかりする。
血の絆ってすごいんだな。



これだけの絆をもっていながらも抗えなかった。
理屈も義理も乗り越えてしまう、本能って怖い。

壊れやすくて、儚い、そんな恋愛を、人は誰でもできるとは限らない。
だからとても私はこの本をきれいだと思ったし、惹かれたのだと思う。
本能という名の莫大なエネルギーを抱えながらも永遠を約束する程の強さも器用さも余裕もなく、それぞれは弱さを抱えながら生きている。
BLというかラブストーリーだな。うん。
とっても切ないお話でした。


願わくば、この人物たちが皆、幸せでありますように。


最近、奥華子さんが大のお気に入りでよく曲を聴いているのだが、
この話と「楔」という曲が妙にリンクして、読みながらぐるぐる曲が離れなくなった。

♪~抱きしめて 貴方の腕で あと1秒だけでもこうしていたい~♪
この記事へのコメント
コメントを書く
管理人にのみ表示
この記事へのトラックバック
http://neteoki.blog7.fc2.com/tb.php/505-fcfebf37
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。