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ひなた

吉田 修一
光文社
発売日:2006-01-21



★★★☆☆

新堂レイは、誰もが知っているブランド、Hの広報に就職したばかりの新卒。昨年、元同級生の大路尚純と偶然再会して付き合い始めた。尚純は一浪でまだ学生、文京区小日向の実家に家族と暮らしている。その実家に兄浩一と兄嫁の桂子が引っ越してくるという。兄嫁はファッション誌の副編集長だ。浩一には離婚しそうな友人、田辺がいる。田辺はいつも日曜の午後浩一に電話をかけてきては浩一を連れ出していく…。


ナチュラル!
吉田さん、あんまり読んだことないけど曖昧な気持ちとか、中途半端な感じがとてもうまいぱちぱち
浮気あり、同性愛あり、借金あり。仕事あり。そして、迷いあり。
その秘密は、ほとんど明かされることなく物語は静かに幕を閉じる。
「え、これで終わりなの!?」という物足りなさと、少しの希望を残して。

田辺はずるい!こんな男に気をつけて!
弱くなって、甘く心地よいものに惹かれてしまう人物たち。
他人同士わかりあえない悲しさと、痛みという共通点。
重なり合いながら、時にすれ違いながら、絡み合う。
背中あわせに寄り添える人がいたらそれも幸せかな、と思った。

ひなた、というタイトルの割には明るい話ではないけども、軽くて読みやすかった。
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