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私たちが星座を盗んだ理由


恋のおまじないに囚われた女子高生の物語『恋煩い』、絶海の孤島にある子供たちの楽園の物語『妖精の学校』、孤独な詐欺師と女性をつなぐケータイの物語『嘘つき紳士』、怪物に石にされた幼なじみを愛し続ける少年の物語『終の童話』、七夕の夜空から星座を一つ消した男の子女の子の物語『私たちが星座を盗んだ理由』。これぞミステリの醍醐味全てはラストで覆る。


苗坊さんのところで紹介されていて、面白そうだったので読んでみた。
いやーやられました。どの話も面白くて一気に読みました。
ハッピーエンドはないんだけど、先が見えない尻切れトンボの余韻がたまらなくいいです!
かなり好きな作品です

恋煩い
恋する相手を振り向かせるため、おまじないに囚われた女子高生が主人公。
黒魔術的な話かな~と思っていたら・・・騙されたっ!!!
最後のふた文字で大どんでん返しがあります。背中がゾクっとしました。
読書での、こういう騙しは大歓迎です

妖精の学校
今までの記憶をほとんどなくして妖精の学校に入った子供たち。
欲しい物は与えられ、友達は優しくて、何不自由ない生活だが、
立ち入り禁止の場所と、影の謎。そして失われた記憶。
それが明暗をくっきりとしていて不気味。
最後の最後まで謎だったけど、余韻が好きでした。
私なら・・・楽しんじゃいそうです♪
禁止区域なんか立ち入らずに、妖精になるため無難に生活を送ると思います。
でも、その先にはいったい何が・・・
終わった後もぐるぐる想像力をかきたてられちゃいます♪

嘘つき紳士
生活に困った男が、携帯を拾い、詐欺を思いつく。
それは恋人になりすまし、お金を振り込ませるというもの。しかし・・・

この話多分どこかで読んだことがあります。どこだったっけなぁ???

終の童話
石にされた幼馴染を愛し続ける少年の物語。
村に怪物が来て、半数が石にされてしまった。復活を信じ続ける人々。
そして、救世主が・・・。

切ない話です。
先生の話はもっともなのですが、勝手にすんな!気もするし・・・
いちばん印象に残ったのは英雄のジャックネッタさん。
祭り上げられるも表舞台に立たずにひっそりと隠居。
「人間という生き物を恐ろしいと感じない日はない」
最後に少年はきっと、壊すのだろうなぁと私は思うのだけども・・・。

私たちが星座を盗んだ理由
幼馴染の男の子。入院中の姉。そしてわたし。
姉の優しさも、彼の機転のきくプレゼントも、妹の嫉妬する気持ちも
空回りしてしまった残念さ。
なんとなく、できすぎてしまうと罪だなぁって思いました。
完璧なお姉ちゃんを持つと、自分の悪いところ、ないものがあって、
苦しかっただろうなぁ。
誰も悪くないような気がするけど、男の子がちょっとタイミングが悪くて、
女性のほうが複雑にできているんだろうなーって思いました。
この記事へのコメント
こんにちは^^
私のブログを参考にしてくださってとても嬉しいです。
ありがとうございます!
北山さんの作品は最近新刊が出たら読むようになっていて、お気に入りの作家さんです。
結構グロテスクだったり、この作品のように重くてどんでん返しがあってって言う作品が多いのですが、それが上手いんですよね。
この作品はどれもよかったんですがやっぱり「恋煩い」の最後の2文字。キツイですよね~^^;
次の日からどんな顔で学校生活を送っていいのか分からないです^^;
苗坊 | URL | 2011/08/17/Wed 13:48 [EDIT]
こちらこそ、とっても楽しい読書体験ができて感謝です(^^)
最後のふた文字、きつかったですね。
どんでん返しが多いんですね。
北山さん、チェックしてみます。
ご紹介ありがとうございましたv-10
sonatine | URL | 2011/08/28/Sun 20:45 [EDIT]
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私たちが星座を盗んだ理由 北山猛邦
私たちが星座を盗んだ理由 (講談社ノベルス)著者:北山 猛邦講談社(2011-03-08)販売元:Amazon.co.jpクチコミを見る 恋のおまじないに囚われた女子高生の物語『恋煩い』、絶海の孤島にある ...
苗坊の徒然日記 2011/08/17/Wed 13:44
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