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新世界より

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ここは汚れなき理想郷のはずだった。
1000年後の日本。伝説。消える子供たち。
著者頂点をきわめる、3年半ぶり書き下ろし長編小説!

子供たちは、大人になるために「呪力」を手に入れなければならない。一見のどかに見える学校で、子供たちは徹底的に管理されていた。
いつわりの共同体が隠しているものとは――。何も知らず育った子供たちに、悪夢が襲いかかる!


面白かった!!!1冊が500Pを越える大作なのに、3日間で夢中で読み終えた。
ずっしりと濃密な異世界に招待されて、とても幸せでした。
現実に疲れている時は自分と似た境遇の小説よりも、
こういう思い切り畑違いの本がいい。

なんで戦争なんてあるんだろう?
なんで人殺しやイジメなんてあるんだろう?
そんなのがない世の中にいきたい。
そう常々思っています。

この話の中で、子供たちは大人によって徹底的に管理されて、平安を維持してきました。
争いの火種となるものを刈り取っておけば安全。
それが思うようにいかないのは、生命の神秘だなって思いました。
どれだけ徹底的に研究したって、管理したって、
全部を思い通りに動かすことなんてできない。
攻撃の本能を奪い取られ、洗脳されたとしても、
考える力、生きる力、戦う力。
それを勝手に奪い去ることは、できないし、それで平和が訪れたとしても、
いつかは覆されるときがくる。

他の動物のように、自分たちが生きることだけを考えて生きていけたらいいのに、
人間の遺伝子はそうできていないんだなって思いました。

結局何が悪かったのか。と考えると
「呪力」を手にしてしまったことが一番の問題だったように思います。

あれば便利だけども、なくてよかった。
この記事へのコメント
こんばんは^^
TBとカキコありがとうございました。
本当にこの世界観に圧倒されました。
結構なスプラッタ具合なのに続きが気になって読む手が止まりませんでした。
私も「呪力」が原因かなと思います。
こんな縛られた世界が生まれたらと考えるとぞっとします。
苗坊 | URL | 2014/04/19/Sat 00:21 [EDIT]
こんにちは。TBありがとうございます(^^)
読む手が止まらないって、わかります~!!!
争いがない世界、というのはある種こういうことは避けられないのかな・・・
光の裏には影があるんだということをしみじみ思いました。
sonatine | URL | 2014/04/26/Sat 21:00 [EDIT]
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苗坊の徒然日記 2014/04/19/Sat 00:20
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