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わたしをみつけて

わたしをみつけてわたしをみつけて
(2013/07/11)
中脇初枝

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いい子じゃないと、いけませんか。
施設で育ち、今は准看護師として働く弥生は、問題がある医師にも異議は唱えない。
なぜならやっと得た居場所を失いたくないから――


医療ドキュメンタリーっぽい話かなぁと思っていたら、全然違ってました。
主人公の弥生は捨てられて施設で暮らしてきた。両親はいない事で、保証人が立てられない。
そしてそのことは誰にも知られたくない。
だから器用に生きて、無難に生きて、無難に死ぬのを待っている。
とても頭がよいのに、心がぽっかり穴があいているように冷たいと思った。
その冷たさが弥生だった。

それが、新しく入った看護主任、近所のおじちゃんと出会うことで少しずつ変わっていく。
今いる場所がたとえ何もなくても、前を向いていける。
最後の弥生、そして他の職員の変わりっぷりは希望に満ちていて、前へ前へと気持ちを突きだす。

出会いは人をこんなにも変えるんだなぁって。

前作の「きみはいい子」ででていた学校の先生がでてきて、その成長に涙、涙、涙

中脇さんの本は2冊目。
主人公たちはみんな、カッコ悪すぎる。
何度も諦めて、逃げようとして・・・
でも最後は転んでも、前を向いて立ち上がる。
素晴らしい、小説でした。また読みたいです!!!
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