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舞台


舞台舞台
(2014/01/10)
西 加奈子

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「生きているだけで恥ずかしい――。」自意識過剰な青年の、馬鹿馬鹿しくも切ない魂のドラマ!
29歳の葉太はある目的のためにニューヨークを訪れる。初めての一人旅、初めての海外に、ガイドブックを暗記して臨んだ葉太だったが、滞在初日で盗難に遭い、無一文になってしまう。虚栄心と羞恥心に縛られた葉太は、助けを求めることすらできないまま、マンハッタンを彷徨う羽目に……。決死の街歩きを経て、葉太が目にした衝撃的な光景とは――?


たぶん、この主人公の気持ちをわかる人とわからない人といると思う。
程度の差こそあれ、わたしは葉太の気持ちがよくわかる。

どうすれば、ふつうなのか。どうすれば、かっこいいのか。

考えるから、どんどん普通から離れていく。

自意識なんて、ない方が楽だ。
その方が自然体で生きられる。
そして、葉太のような失敗も、しないだろう。

こういういらない感情は、ニューヨークで一文無しぐらいの派手さがないと手放せなかったんだろうな。
どん底を味わった人が、ガラリと変わるという。
逆を言えば、ガラリと変わらずに自意識を持ち続けている人は、良い環境にいるということか。

「その苦しみは、お前だけのものなんだ」

普通呪縛からの解放。
そのここちよさったら、ない。
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