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ささらさや 加納 朋子 

4344001168ささらさや
加納 朋子

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突然の事故で夫を失ったサヤ。しかし奇妙な事件が起きる度、亡き夫が他人の姿を借りて助けに来てくれる。ゴーストになった夫と残された妻サヤの、切なく愛しい日々を描く連作ミステリ小説。


*読書の時間*さんの記事をきっかけに読みました。
ものすごーーーくいい本でしたheart.gif


表紙はサヤと赤ん坊の絵ですが、裏側には夕日の頃、赤ん坊のそばにかがんで見守るお父さんの絵があるんですよ。
お人好しで、気の弱いサヤは、夫の死により夫の親族側から子供の親権を渡すように言われ、町から逃げ出し、佐々良という町で暮らすようになる。そこの町で出会った人との出会いは必ずしも、いい出会いばかりじゃなかった。
でもサヤの人柄で、大切な人へと変わっていく。
すごくやさしい本でした。
夫のサヤへの思い、おせっかいな、でも頼りになる年配の友人、そして自分と正反対の勝気な若い主婦友達もいい感じ。
サヤが少しずつ成長していっているのにも感動したけど、この旦那は優しいなー、私もこんな人と結婚したいなぁと思いました。

馬鹿っさや

そういいながらも、ささらさやという音とともに、ピンチに駆けつけてくれる夫。
さぞ、無念だっただろうし、心配だっただろう。
もし、あの時ああじゃなかったら、と考えると人の命はいつも死と隣りあわせだ。
だけど。。。
やっぱりこの話は、切ないけどすごく素敵な話だと思う。
onpu.gif
4104365017天国からのラブレター
本村 洋 本村 弥生

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ささらさや、を読んで思い出したのがこの本です。
こちらのほうは実話です。
有名になった、光市母子殺人事件の話。
夫婦と赤ん坊の幸せな生活は、一人の少年の、レイプ目的の殺人によって壊された。
夫は、妻がただの殺人事件の被害者としてではなく、いかに彼女がすばらしい人間だったかを伝えたいという願いの元、作られたのがこの本。
そこには、彼女が彼に向けたラブレターの数々があった。

私はこの本を読んで恋愛観が変わった。
こんな恋愛がしたいと思った。
こんな女性になりたいと思った。
でも、そう憧れた女性はもうこの世にはいない。
彼は、命を全うし、いつか二人が「お疲れ様」って迎えに来てくれるまで生き続けることを決意する。
この話もかなり泣けました。
本当にラブレターが大半を占めて、ほとんどのろけ!?って感じもするんですが、最初と最後の彼の言葉がずしんと響きます。
私の大切な1冊です。
この記事へのコメント
いい本ですよね
加納さんの書くお話って、心がほわっと温かくなりますね。
そこにミステリー要素が加わって、物語がうまく引き締まっているような気がします。
「天国からのラブレター」良さそうですね。ただ実話だと思うと切なすぎて読むのに勇気が要りそう!
今度頑張って読んでみます。
TBさせて頂きました☆
ruka | URL | 2005/09/15/Thu 17:58 [EDIT]
こんばんわ^^TBさせていただきました。
いいお話でしたよね~
私もとても好きなんです。
夫さんが亡くなってしまったことが、残念でしょうがないですね。

そして、2冊目。
最近、判決が下されましたよね。
光市母子殺人事件。
夫は素晴らしい人だと思いました。
事件が起きたとき、彼は23歳で、それから7年の闘いは過酷なものだったと思います。
彼をそこまでさせたのは、奥さんの存在があったからなんですね。
全編のろけでもいいので^^;読んでみたいと思いました。
この事件で、私は「天使のナイフ」を思い浮かべました。
奥さんがなくなったときに旦那さんが言った言葉「法が彼を裁かないなら、私がこの手で彼を殺してやりたい。」
強烈で、印象的でした。
苗坊 | URL | 2006/07/01/Sat 21:27 [EDIT]
こんにちは!ささらさや、天国からのラブレター、天使のナイフ。
どれも根底にあるのは死というものですが、どれも私にとって大切な作品でした。

特に天国からのラブレターは、今だんなさんが強く訴えている気持ちが、二人の愛の深さからくるものとわかり、愛情ってすごいなぁ、こんな風な恋愛がしたいな、と思わせる素敵すぎる作品でした。
sonatine | URL | 2006/07/04/Tue 14:15 [EDIT]
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「ささらさや」 加納朋子
図書館で何となく手に取った加納朋子さんの作品だったけど、その魅力に一気に引き込まれてしまいました。優しくて夢のある、大人の為の童話のようなミステリー。大好きな夫が、若
*読書の時間* 2005/09/15/Thu 17:57
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